自然と祈りが調和する島、バリ。心がほどけた癒しの5日間
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
インドネシア、バリ島
あなたが旅行に行った年月
2024年9月
あなたが旅行に行った回数
7回目
あなたの年齢、性別、職業
34歳、女性、Webデザイナー
一緒に旅行に行った人の人数
夫と二人
旅行の目的
南国の自然と文化に癒されたいリフレッシュ旅
旅行中にいった観光スポット
ウルワツ寺院
旅のハイライトは、断崖絶壁の上に建つウルワツ寺院。
青く広がるインド洋と、空に向かってせり出すような崖の上に佇む寺院のシルエットが、とにかく壮大。夕暮れ時に訪れると、波音と風が響く中で、静かに祈るバリの人々の姿に心を打たれます。
ケチャダンスの時間になると、海を背景に松明が焚かれ、男性たちのチャントが空気を震わせ、まるで神話の世界に迷い込んだような気分に。
観光客向けの演出でありながら、現地の信仰や誇りが伝わってくる素晴らしい文化体験でした。
サルが多いので、持ち物には注意が必要です!
ティルタ・ウンプル寺院
浄化の泉として有名なティルタ・ウンプルでは、地元の人々が神聖な湧水に身を浸して祈る姿が見られ、まさに“バリの信仰”を体感できる場所です。
観光客も祈りに参加することができ、私もサロンを巻いて泉に入りました。
水は思ったより冷たく、頭にかかる水の感触がまるで心を洗い流してくれるようでした。
観光地でありながら神聖な雰囲気が保たれており、軽い気持ちでは入れないような厳かさが印象的です。
身体も心も清められるような、不思議と涙が出そうになる体験でした。
モンキーフォレスト
ウブドの中心にあるモンキーフォレストは、野生の猿が自然のままに暮らす神聖な森。
入った瞬間に空気が変わるような静けさと緑の香りに包まれます。
猿は人間にかなり慣れていて、肩に乗ってくることもあるので驚きますが、攻撃的ではありません。
寺院遺跡が点在しており、自然と歴史が融合している独特の雰囲気。
動物好きにはたまらない場所です。
観光としては賑やかですが、森の奥の方に行くと静けさがあり、瞑想や森林浴にもぴったりです。
ライステラス
一面に広がる棚田の景色は、写真では何度も見たことがありましたが、実際に目にするとスケールがまったく違います。
緑が生きているような鮮やかさで、風にそよぐ稲の音や、カエルの声、農作業中の人々の姿に自然と微笑んでしまいます。
テラスの中を歩けるコースもあり、途中でココナッツを飲みながら棚田を眺められるカフェに立ち寄るのもおすすめ。
インスタ映えのブランコ(バリスイング)も人気でしたが、私は風景を静かに楽しむ派。
のんびり過ごしたい人にはぴったりの場所です。
スミニャックビーチ
旅の最後に立ち寄ったのがスミニャックビーチ。
クタほど混雑しておらず、大人っぽい落ち着いた雰囲気。
夕方にはサンセットバーが並び始め、砂浜に座って音楽を聴きながら水平線に沈む夕日をぼーっと眺めていました。
時間がゆっくり流れていくような感覚で、ああ、またバリに来たいな…と自然に思える瞬間でした。
おしゃれなレストランや雑貨店も多く、ショッピングも食事も楽しめるエリア。
海辺の夜風とともに、旅の終わりを優しく包んでくれた場所です。
旅行にかかった費用
航空券(直行便利用):約5.2万円
ホテル(4泊・中級ヴィラ):約3.5万円
観光・レジャー代(寺院入場、ケチャダンス等):約1.8万円
食事代(現地料理・カフェ):約1.5万円
お土産代(アロマグッズ・雑貨):約1.5万円
その他(移動・スパ・チップなど):約1万円
合計金額:約14.5万円
観光へ行く人へのアドバイス
バリ島は、自然・文化・リゾートがバランスよく揃った、とても過ごしやすい島です。
宗教や伝統が日常に息づいているので、寺院を訪れる際はサロン着用や肌の露出に注意を。
寺院によっては入場制限もあるので、事前に調べておくと安心です。
交通渋滞が多いため、移動には時間に余裕を持ち、ドライバー付きチャーター車が便利。
気候は年中暑めですが、9月は比較的乾燥していて快適でした。
美しい夕日とともに流れるゆるやかな時間を、心ゆくまで味わってください。
