旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国、北京

あなたが旅行に行った年月

2025年3月

あなたが旅行に行った回数

6回目

あなたの年齢、性別、職業

34歳、男性、出版社勤務

一緒に旅行に行った人の人数

同僚と二人旅

旅行の目的

世界遺産とローカルグルメの探訪

旅行中にいった観光スポット

故宮博物院(紫禁城)

北京の歴史観光といえば、やはり外せないのが故宮。
3月の北京はまだ肌寒く、春の始まりを感じる空気の中、壮大な赤い門をくぐると一気に時代が逆戻りするような感覚になります。
広大な敷地に並ぶ宮殿はどれも個性的で、建物ごとに配置や装飾が違って面白い。
中でも「太和殿」はスケールが異常で、「皇帝ってマジでこの国の中心だったんだな…」と圧倒されました。
人は多かったですが、音声ガイドを使うことで混雑を気にせず、建物の意味や歴史を楽しめました。
全体的に中国建築の美と政治の力の象徴が詰まっていて、「世界遺産ってこういうことか」と納得の場所でした。

 

天壇公園

思っていた以上に感動したのが「天壇」。
観光地というより、地元の人の憩いの場といった雰囲気があり、朝は太極拳をするお年寄りや歌を歌うグループなど、文化のにおいが強く残っています。
主殿である「祈年殿」は空に向かって立ち上がるような青い屋根が美しく、写真以上の存在感でした。
風水や宇宙観といった古代中国の思想が反映されていると知ってからは、ただの建築ではなく“祈りの形”として見ることができて、深みが増しました。
木々の多い公園内をのんびり散策しながら、北京の暮らしと文化に触れることができる貴重な体験でした。

 

万里の長城(八達嶺)

念願の万里の長城は、春先の山並みの中に堂々と連なる姿がまさに絶景でした。
まだ少し雪が残っている箇所もあり、冬と春の境目の自然を堪能できたのも印象的。
八達嶺は観光地として整備されており、登りやすくなっているとはいえ、急な階段も多くなかなかの運動量。
でも、てっぺんに立ったときの達成感と、ぐるりと連なる長城の景色は、それを上回る感動でした。
風が強い日は防寒が必須ですが、空気が澄んでいて景色は最高。
ガイドブックで見るより、実物はずっと壮大で、生きた歴史そのものでした。

 

頤和園

頤和園は皇帝たちの避暑地として有名な庭園で、とにかくスケールが大きい。
春先はまだ花は少なめでしたが、落ち着いた雰囲気で湖畔の散策にはぴったり。
ゆるやかな起伏に合わせて配置された楼閣や橋、長廊(ロングギャラリー)の装飾も見事で、時間をかけてゆっくり楽しむ価値があります。
観光客は多いものの、広さがあるので混雑はあまり気になりませんでした。
湖を見ながらお茶を飲む時間はとても贅沢で、北京の忙しさとは別世界の静けさがありました。

 

南鑼鼓巷

ちょっとおしゃれな北京を感じたくて行ったのが、胡同エリアの中でも人気の南鑼鼓巷。
昔ながらの胡同の街並みに、センスのいいカフェや雑貨屋が並び、レトロと現代が融合した街歩きが楽しめました。
北京ダックのミニサイズや豆乳スイーツなど、食べ歩きも大充実。
観光客向けっぽい部分もありますが、地元の若者にも人気があるエリアのようで、歩いているだけでトレンドが見える気がしました。
故宮などの“ザ・北京”と違って、気軽にふらっと入れる雰囲気が心地よく、5日間の旅の中でもリラックスできるひとときでした。

 

旅行にかかった費用

旅費:約5.5万円
ホテル:約3万円
観光・レジャー代:約2万円
食事代:約1.8万円
お土産代:約1.2万円
その他(交通・SIMカード等):約0.5万円
合計金額:約14万円

観光へ行く人へのアドバイス

北京はとにかく見どころが多く、どこに行っても歴史のスケールが桁違い。
3月はまだ朝晩が冷えるので、軽めのダウンや風を通さない上着があると安心です。
地下鉄が安くて便利ですが、アプリ(滴滴出行など)でタクシーも気軽に呼べるので、移動はそこまでストレスになりません。
英語が通じない場所も多いので、翻訳アプリを入れておくと心強いです。
食事は屋台から高級料理まで幅広く、辛いものが苦手な方でも優しい味付けの北京料理があるので、安心して楽しめると思います。