ミクロネシア連邦で両替したお札のトラブル

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ミクロネシア連邦 ポンペイ

あなたが旅行に行った年月

2015年6月

あなたが旅行に行った回数

12回目

あなたの年齢、性別、職業

47歳、男、技術系

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ポンペイ市内の銀行と日本の銀行

トラブル内容

ミクロネシア連邦のポンペイという所に出張で行った際、現地の銀行で日本円を米ドル(ミクロネシア連邦では通貨)に外貨両替しました。

その後、日本に帰国し、余った米ドルの20ドル札10枚程度を両替しようと日本の銀行を訪れました。窓口で日本円への両替をお願いすると、係員の方がチェックを始めたのですが、ある「このお札、どこで両替しましたか?」と尋ねてきたので、ミクロネシア連邦のポンペイの銀行で受け取ったと説明すると、私が渡したお札の内の1枚を取り出し「このお札、偽札です」と言ってきました。

私は非常にビックリしましたが、係員の方は、銀行の方が他のお札と比較しながら「普通は、お札の中央に透かしがあるのですがこのお札にはありません」と言ってきました。確かに光にかざしてみたところ、透かしがありませんでした。あと大きさです。他のお札と大きさを比較すると微妙に大きさが異なっていました。私は「このお札、現地の銀行で両替したんですよ」と釈明し、たまたま持っていた両替の際のレシートも見せました。ただ、係員の方は「申し訳ないのですが、偽札を持ち込まれた場合、規則上、警察に届けなければなりません」と言われました。「それは勘弁してください。本当に知らなかったんです」と言ったのですが、係員の方は「申し訳ございません。規則上どうしてもご協力いただきたいのです。どうかご理解ください」の一点張りでした。

ここで逃げたりしたら、騒ぎが大きくなるかも、と思いその日はそれ程急ぎの用事がないため、会社に事情を説明し警察の到着を待つことになりました。思ったより早く警察は来て、再度、銀行の方にした説明を行いました。また警察も私の事を特に「罪人」扱いせず、普通に事情を聞かれ、その場は終了し、無事、私の身の潔白はできました。ただ、その偽札は没収隣、20ドルの損害が生まれました。しかし、もし、海外の銀行に知らずに偽札を持ち込んでしまった場合、最悪のケースでは、警察に自分で、外国語で説明しなければならないことになるな、とゾッとするものがありました。説明がうまくいかず警察に連行されるようなことがあったらもっと大変になります。

あとで知ったのですが、その時期、北朝鮮が作ったと疑われる偽札が東南アジア諸国に出回っていたそうです。その偽札がミクロネシア連邦にも回ってきたのでしょうね。一応、私は銀行で両替をしたのですが、全てのお札の透かしのチェックは難しいですが、大きさくらいはちゃんと確認すればこんなトラブルに巻き込まれずにすんだ、と非常に後悔しました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

両替されたお札はできる範囲でもきちんと確認する