ミクロネシア連邦ポンペイでの外貨両替トラブル

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ミクロネシア連邦 ポンペイ

あなたが旅行に行った年月

1回目

あなたの年齢、性別、職業

46歳 男性 会社員

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ポンペイ市の銀行

トラブル内容

ミクロネシア連邦という南方の小さな島国に出張したときです。事前の情報で、現地ではインターネットの状況が悪いのでクレジットカードでの支払いは難しい場合がある。ただしミクロネシア連邦では米国ドルが現地通貨として使用されており、日本円での外貨両替が可能なので日本円を持参することを勧める、とのことでした。その時の出張では、ちょっと長い滞在だったので、私は多額の日本円を持参しました。グアムを経由し、目的地に到着しました。

少額の米ドル紙幣は持っていたので、空港の銀行では外貨両替はせず、そのままタクシーでホテルまで向かいました。ホテルで一段落した後、当面の生活費を確保するため銀行に両替に行きました。その時は少額だったので全く問題無く両替は完了しました。帰国前日になり、ホテルの支払いが必要になりました。請求額を確認するためレセプションに行きました。一応クレジットカードでの支払いはOKか、確認すると「今日はインターネットの状況が悪いのでキャッシュにして欲しい」と言われ、請求額分の米ドルの両替だったので、銀行に行きました。

前回と同じように両替を行おうと、ホテル代分相当の日本円紙幣を差し出すと「今日はこんなに米ドルがない。明日また来て」と言われました。「じゃあ、今この銀行にある米ドル分だけで良いから両替してくれ」とお願いしたのですが非常に少額しか両替できませんでした。「明日には米ドルが確保できるのか」と銀行員に質問すると「たぶん来週にならないとキャッシュの米ドルは入って来ない。ここは隔離された島国だから何でもすぐには来ない」と説明されました。なお、私が滞在していた島にはこの銀行しかありません。ここで両替ができなければ米ドルは入手できません。こんなトラブルは初めてで非常に困った事態になってしまいました。お金が無いわけではありません。両替ができないのです。日本から送金をしてもらっても、銀行にキャッシュが無い以上、引き出すこともできません。その日は結局ホテルの支払いはできませんでした。

帰国日になり、今日はホテル代の支払いをしなければなりません。もし、長年の付き合いがあるホテルなら、帰国後ホテルの口座に振り込む、ということもできますが、流石に一見さんでは無理です。どうしようか、悩みながら事情をホテルの職員に話すと、「お前はラッキーだ。今日はインターネットが快調だ。手数料はかかるがクレジットカードで支払いができるよ」と言われ、漸く支払いを済ませることができました。やはりどんな時代になっても現金は必要だとつくづく実感しました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

ちゃんと米ドルくらいは持参すべきでした。