旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

スイス、チューリッヒ

あなたが旅行に行った年月

2024年1月

あなたが旅行に行った回数

5回目

あなたの年齢、性別、職業

33歳、女、主婦

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

チューリッヒ空港

トラブル内容

2024年1月、長年の夢だったスイス旅行を実現させるため、夫と生まれたばかりの娘を連れて日本を出発し、チューリッヒ国際空港へ旅立ちました。
予想より大幅に入国審査の列が続き、0歳の娘がいる中でだいぶ主人も私も疲労とイライラがでてきていました。

やっとのことで空港から出ることができ、市内へ向かう前にスイスフランを現金で用意する必要があり、到着ロビーにあった両替所に立ち寄りました。
カウンターには旅行者と思しき人々の列ができていました。
列に並びながら、娘を抱いたまま荷物を押さえ、背中のリュックからパスポートを取り出していると、夫が「日本円で現金を多めに持ってくるのは久しぶりだね」と言っていたのを覚えています。

窓口に辿り着いて持参した日本円を差し出すと、担当者が無愛想にレートを提示しました。
「本日のレートはこちらになります。手数料が別途かかりますのでご了承ください」と淡々と告げられ、そのレートは、旅行前にインターネットで調べていた市場レートより明らかに悪く、手数料も驚くほど高かった記憶があります。
けれども、初めての土地で右も左もわからず、娘は眠いのかぐずり始めていたため、私たちはそこでの両替を受け入れるしかありませんでした。

ホテルに向かうため空港から鉄道に乗ると、車窓からアルプスの麓の雪景色が目に飛び込んできました。
真っ白な街並みと整備された駅の建物に、スイスらしい清潔感を感じてワクワクしました。
ホテルにチェックインし、娘の哺乳瓶を洗って熱湯消毒しながら、ふと空港での外貨両替のことを思い出しました。
高すぎる手数料にモヤモヤしながらも、きっと仕方なかったのだと自分に言い聞かせました。

しかし翌日、観光の途中で駅構内の両替所を覗いてみると、レートがずっと良く、手数料も明記されていて良心的でした。
街の中心部にある銀行でも案内が親切で、ホテルのフロントでも「小額なら両替できますよ。外貨の方がレートがいいこともあります」と教えてくれた。
空港以外にこれほど選択肢があるとは知りませんでした。

そんな快適な旅の最中、最初に空港で高い手数料を払ったことがずっと気になっていました。
ホテルのバーで地元の人に話を聞くと、「空港の両替所は高いので、駅や銀行を利用するといい。特にスイスは安全だから、キャッシュカードでATMから引き出す方が得なこともあるよ」と教えてくれました。
知らずに空港で多額の現金を両替してしまった自分が少し恥ずかしく思えました。

帰国後、旅行の写真を整理しながら、チューリッヒ空港の両替所で支払ったレシートを見返しました。
あの時もう少し落ち着いて周囲を見渡し、調べていたら、手数料を節約してその分娘へのお土産や美味しい食事に回せたかもしれない。
旅行計画を立てる際には、レートや手数料を比較し、安全でお得な両替方法を事前にリサーチすることの大切さを痛感しました。
今回のトラブルは勉強代として忘れず、次の旅では現地の銀行やホテルで両替すること、必要以上に大量の現金を持ち歩かないこと、そして旅を楽しむ余裕を持つことを心に決めました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

レートについて事前にリサーチしておくべきだった。