旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

フィジー

あなたが旅行に行った年月

2017年7月

あなたが旅行に行った回数

10回以上

あなたの年齢、性別、職業

27歳、男、事務

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

デナラウのATM

トラブル内容

大学生の時、フィジーへ旅行へ行った時の事です。当時の私は英語もあまり話せず、海外旅行も初めてでした。

現地の空港に着くや否や、南国独特の蒸し暑さで異国の地に来た気分満載で少し浮かれていました。空港の外貨両替所はレートがあまりよくない事を事前に調べておいたので、街までのバス代のみ両替し、ホテルに無事到着、問題なくチェックインを済ませました。ウエルカムドリンクを楽しみ、ホテルの敷地内のラグーンで涼んだ後は、腹ごしらえをしに市街へ出掛けました。

円を現地通貨に両替するため、街中を散策していると異常な数の両替所がありました。どの両替所も店頭にレート表を掲示しており、ちょっとでも良いレートで両替しようと太陽が降り注ぐ中市街を歩き回っていました。ついに、今まで見てきた中で最も高いレートを掲げている両替所をみつけました。歩き疲れたこともあり、もうここで両替してしまおうと思いました。まさか自分があんなトラブルに巻き込まれるなんて、その時は少しも予想していませんでした。

その両替所の前には、屈強なガードマンが立っていました。私は中へ入ると鉄格子を挟んだカウンターの向こうには男性が座っていました。私は、片言の英語で話しかけます。念の為、レートを確認した後、5万円を取り出しました。こちらから先に現金を渡さず、両替商の男性が5万円分の現地通貨を出してから交換するように渡しました。両替商の男性は手慣れた手つきでお札を数えて、私に渡してきました。私は間違いなく店先に掲げられていたレート分の現地通貨を受け取ったはずでした。

両替も無事終わり、早速現地の市場へ向かい現地の味を楽しみ、お勘定の時に財布を確認すると、明らかにお金が少ない。落としてはいないし、何かに買い物をしたわけでもないのにお金が半分ぐらいしかない。必死で記憶をたどりましたが、どう考えても両替所でだまされたんだと考え、直ちに両替所へ戻って両替商の男性に聞くも、わたしはあなたの目の前でお札を確認したので、こちらに非はないとの主張を崩さず。

話が進めあないので、私は近くにあった警察所に相談し、警察にチップを渡す代わりに一緒に両替所に来てもらうように相談しました。警察が来たことで、さすがの両替商の男性も少し動揺した様子で、なぜか両替の不足分の半分を渡してきました。私は納得はできませんでしたが、これ以上揉めても埒が明かないと考え、これで手を打ちました。

後でわかったことですが、街中でレートが明らかに他の両替所よりも良いところを訪れた時、今度はトラブルに巻き込まれまいと必死に両替商の手先に注目していたら、私の注意をそらそうと店内にいたグルが執拗に話しかけてきたり、紙幣を数えるふりをして実は床へ落としているというような卑怯な手を使って旅行者を騙していることがわかりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

なぜレートがほかの両替所よりも高いのか、疑うべきだった。