旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国、上海

あなたが旅行に行った年月

2005年4月

あなたが旅行に行った回数

1回目

あなたの年齢、性別、職業

37歳、女性、施設職員

一緒に旅行に行った人の人数

4人(家族)

トラブル体験をした場所

上海の郊外

トラブル内容

家族で、中国の上海へ旅行に行った時のことです。比較的安全な都市部の観光をしてから、より素朴な中国の場所も観光しようということになり、近代的な都市部から離れた郊外まで足を伸ばすことになりました。上海では郊外に行くと、あまり都市化されていない場所も多く、言葉は通じなくても素朴で積極的に人に声をかけてくれるような雰囲気でした。

そこで、比較的安くて知人や親戚のお土産に良さそうな物が売られていたので、人民元で購入しようとしました。しかし、財布にあった人民元を見ると、あいにく事前に両替をしていた人民元がほとんどなくなってしまい、もしもの時に持ってきていた日本円しか残っていませんでした。そこで、近くにいた現地の人にこの辺りで外貨両替ができる場所がないか、片言の中国語で尋ねました。

すると、そこに割って入るように自分が両替をしてやる、と主張する中国人の男性が現れました。その人は、片言の日本語で「円をダセ、両替シテヤル」としきりに言ってきました。どこか少し怪しい感じがしたので、外貨両替を頼もうか躊躇しました。しかし、財布にほとんど人民元がなくて良さそうなお土産も購入したかったので、千円ほど渡してその人に両替をお願いしてみることにしました。

しばらくすると、その人が手に人民元を持って現れました。けれど、受け取った人民元がどうも足りない気がしたので念のため数えてみると、明らかに普通に両替した時よりも少ない金額でした。そこで、そのことを相手に伝えると「待ッテイロ」と言われて再び、どこかへ行きました。そして、また人民元を渡されましたが、明らかに足りなかったのでその人が適切に両替をしていないと分かりました。

そこで、家族も加わってお金を返す返さないなど、その男性と片言の日本語と中国語の口論になっていきました。そのトラブルを聞いた別の中国人男性が現れて、こちらがトラブルになっていた男性と何やら早口の中国語で話し始めました。どういう状況なのか分からずに家族と、2人の男性との間で中国語でのやり取りが行われているのを見守っていました。すると、トラブルになっていた男性が再びどこかへ行き、今度は問題になっていた日本の千円札を持って戻ってきました。そこでようやく、親切な人が返すように言っていたことが分かり、男性から日本円を取り返すことができました。

その後、トラブルを見ていた店の人が手元にある人民元だけで良い、ということで無事にお土産も購入することができました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

きちんとした場所で外貨の両替するべきだった