旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

マレーシア クアラルンプール

あなたが旅行に行った年月

2015年3月

あなたが旅行に行った回数

10回以上

あなたの年齢、性別、職業

48歳 女性 派遣社員

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

クアラルンプールの両替商

トラブル内容

それは、2015年3月にマレーシアへ一人旅に出かけた時のことでした。それまでも海外旅行は何度も経験しているので、外貨の両替も初めてではなかったのですが、このようなトラブルを経験したのはこの時が初めてです。

空港で必要最小限だけ両替をして、残りは空港よりレートの良い街中の両替所で両替をしようと思っていました。市街地へ出て、いくつかの外貨両替所が集まっているところでレートのチェックをしていたのですが、どこもあまり大差がなかったので、適当な店を選んで日本円からマレーシアリンギットへ両替をすることにしました。

外国人観光客の多いエリアにある個人経営の小さな両替商でしたが、特に変わったところもなく、店主もそれほど愛想はないながらも対応は普通でした。日本人や日本円の対応にも慣れているようでした。両替用の一万円札とパスポートを出すと、明細書を出してくれて、確認するように言われました。

問題なかったので、署名欄に署名をして返すと、しばらく明細書を眺めたあと、店主が何やら渋い顔をしながらカウンターから出てきて、「署名が違うけど、このパスポートはあなたのものですか?」と言います。

今まで一度もそのようなことを言われたことがなかったので驚きましたが、店主が示すパスポートと今書いたばかりの明細の署名を見て状況を理解しました。私の名前は漢字が全て単純なので、パスポートや海外で使うクレジットカードの署名は偽造防止のため全てひらがなにしています。ひらがなの読めない店主は、パスポートと明細書の署名が同じ文字だという確信が持てなかったようです。

そこからは、「同じだ」「違う」の押し問答が続き、私としてもどう証明してよいものか分からず、店主は店主で何を言っても納得がいかない様子で大変困りました。仕方がないので、パスポートとそっくりの署名を再度書いて見せるも、二つを見比べながら「う~ん…」と不審そうな顔をしています。同じひらがなの署名のあるクレジットカードを見せても、まだ納得がいかないようです。

10回くらい書いて見せたところで、もうこれ以上は拉致があかないと思い、「じゃあ、あなたは毎回寸分違わず同じ署名がかけるのか?!」と逆切れ作戦に出ることで、何とか店主を丸め込むことができました。無事に両替をすることはできましたが、何だかんだで一万円両替するのに1時間くらいかかってしまい、後味の悪い思いをしながらその場を後にすることになりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

署名は海外でも通用する文字を使用したほうが良いと学びました。