旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

タイ、バンコク

あなたが旅行に行った年月

2015年11月

あなたが旅行に行った回数

20回以上

あなたの年齢、性別、職業

47歳、女性、パート

一緒に旅行に行った人の人数

10人

トラブル体験をした場所

バンコク市内にあるショッピングモール内両替所

トラブル内容

不慣れな同僚を引き連れて行く海外出張は不安しかありませんでした。行先はタイのバンコク。タイ語ができないのは仕方ないですが、英語も全く話せない人も数人いました。彼らが行動する際は必ずサポートしなければなりませんでした。まるでツアーコンダクターのようで、ホテルの自室にいてもドライヤーはどこか?などと電話が掛かってくる始末。

海外に不慣れな彼らが国際プリペイドカード等の存在を知るはずもありませんでした。現地通貨を手に入れる方法は外貨両替のみで、最も安い両替所を探す始末。仕事でバンコクに来ているのに時間の無駄、なにより外貨両替でレートを気にしてたら両替なんて到底できません。

日本出発前に羽田空港で両替したお金が底をついたとき、彼らは宿泊先ホテルの近くの両替所に全員で行って両替していました。ホテルの従業員が勧める両替所でもあり、トラブルもなくスムーズに両替ができて安心して過ごしていました。

本来の目的である仕事の内容はバンコク市内にある高級ショッピングモール内で開催されるイベントにブースを出展することでした。このショッピングモールでは海外で使用可能なカードを持っていればATMでいつでも引き出せて便利でした。残念ながら彼らは外貨両替の際は両替所を探さなければなりませんでした。

館内を探すと、大きくて立派な両替所がありました。しかもレートは市内にある両替所と比べてとてもお得な額でした。彼らは大喜びしていましたが、私は、高級ショッピングモールとして有名な施設の中にある両替所が安いわけないと疑問に思いましたが、余計な口出しはしませんでした。お金は会社から現地費用として数十万円を借りたもの。会社のお金なのでレートが悪くても誰も損しないと思ったからです。

その日の夕方、両替したいから付いてきてとお願いされました。20万円を両替して受け取ったタイバーツの少なさに驚きました。念のため彼らは事前にレートから受け取り額を計算していたようです。大勢がいる前で受付の女性に日本語で抗議を始めました。彼らの抗議を横目にレシートを確認すると英語で全て書かれていました。手数料がとんでもなく高額になっていることがわかりました。

私は英語で受付の女性に店内は両替手数料の表記が無いことを指摘しましたが、店に問題は無いと話を聞く耳すらもってもらえませんでした。海外に慣れた私でも不愉快な気分になりました。出張の間、彼らは二度とこの両替所を使用することはありませんでした。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

両替手数料の存在を知っておくこと、そして両替前に手数料を確認すること。言葉の問題でコミュニケーションが取れないことを理由に人任せにしないこと。