旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

アルゼンチン、ブエノスアイレス

あなたが旅行に行った年月

2014年8月~12月

あなたが旅行に行った回数

10回目

あなたの年齢、性別、職業

40代 女性 会社員

一緒に旅行に行った人の人数

一人

トラブル体験をした場所

ブエノスアイレス市内の闇両替屋

トラブル内容

アルゼンチンではテレビのニュースを見ても、新聞などでも公式のレートと闇両替レートが表示されるほど、アルゼンチンの通貨アルゼンチンペソの信頼性が低く、皆こちらの人々は米ドルを欲しがっていて、外貨両替する場合も銀行ではなく、闇両替と呼ばれるところで両替するとよいレートで両替できるため、私たち旅人もよく闇両替を利用していました。

それはフロリダ通りという有名な繁華街にあり、通りを歩いていると「カンビオ、カンビオ、カサデカンビオ」とさかんに声をかけてくるのですぐ分かります。声をかけてくる人は男性がほとんどですが、中には若い女性もいたり、年齢層も幅広く、外見だけで怪しいかどうかはよく分かりません。

看板などは一切なく、手法も様々です。通りでそのまま現金交換のこともありますし、すぐ近くの建物内に案内され、事務所で両替のこともあります。その事務所も1階にあるところや、エレベーターに乗って5階や6階に構えているところもあります。もちろん違法ですし、この通りにはいつも警察官が結構いますが、見て見ぬふりという感じ。

私は当時日本人宿に泊まっていて、既に他の宿泊者と一緒に通りですぐ両替する手法のところで試してみてトラブルもなく大丈夫だったので、この日は一人で行ってみたのでした。

前回のようにフロリダ通りを歩き、また何人かの両替屋にレートを聞いてみました。あまりにいいレートを提示してくるところは逆に危ないと聞いていたので、いくつか聞いて、まあそこそこのところに決めると、今回は路上での両替ではなく、すぐ近くの建物の1階に案内されました。

入ると、中はカウンターが3つ、駅のチケット売り場みたいに横並びにあってそれぞれが仕切られており、500ドルを両替しようと差し出したところ、「あれ、1ドル札が混ざってるよ」と言われて、1ドル札を突っ返され、残りの400ドルしか両替してくれませんでした。すり替えられたのです。いくら500ドル持ってきた、1ドル札なんか渡してないと言ってもダメ。泣き寝入りするしかありませんでした。

なお、私は長期旅行だったため、この件に懲りず、この後何度も別の闇両替屋を利用しましたが、トラブルにあったのは上記の1回のみです。すり替えたり、偽札を混ぜたりせず、ちゃんとやってる業者はいるにはいるのです。

ちなみに私が何度も利用した闇両替屋は通りで声をかける兄ちゃんも、5階にある事務所で実際に両替してくれる男性も目つきの鋭い、いかにもという感じの人たちでしたが、毎度きちんと対応してくれました。そういう信用できる闇両替屋を見つけられるかどうかが肝といったところでしょうか。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

もっと事前によく調べて信頼できる両替屋を見つけておくべきだった