旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

スイス チューリッヒ

あなたが旅行に行った年月

2015年10月

あなたが旅行に行った回数

20回

あなたの年齢、性別、職業

26歳 男 旅行会社勤務

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

チューリッヒの両替所

トラブル内容

私が一人旅でヨーロッパを周遊していたときに起きたトラブルです。西欧を回っているときにはずっとユーロを使っていたのですが、ドイツからチェコに入るタイミングでユーロをすべてチェココルナに外貨両替しました。

その後もう一度ドイツへ戻りスイスに入国したのですが、ユーロがなかったのでATMのキャッシングサービスを利用し、スイスフランを引き出そうとしました。しかし、そのATMではなぜかエラーになり、引き出すことができませんでした。

しかし、海外ではこのようなことはよくある話なので、別の銀行のATMで引き出すことにしました。しかし、どのATMで試しても引き出すことができません。私は当時一枚しかカードを持っていなかったので、本当に焦りました。あの物価の高いスイスでお金を下ろすことができなくなったのです。手元にあったのさ両替の端数3ユーロのみ。シーズンオフに向かうチューリッヒは日が落ちるのも早く、あっという間に真っ暗になってしまいました。しかもとても寒いのです。

私はとりあえず当日泊まる予定だったホテルへ向かうことにしました。そこでWi-Fiをかり、無料通話アプリを使い、日本にいる母親に頼みカードが使えない原因を突き止めてもらうことにしました。ただ、時差もあり銀行は営業時間外だったため少なくとも10時間ほどは銀行に繋がらい状況でした。その事情をホテルの人に話し、ロビーで待機することにしました。

すると、たまたま日本人女性がチェックインに現れたのです。私の困った様子を見たその女性は声をかけてくれました。そして、事情を聞くと見ず知らずの私に500ユーロも貸してくれたのです。こんなに人の優しさが身にしみたことはありませんでした。私はそのお金でチェックインし、その後の移動手段を確保しました。

そして、翌日にカードが使えなくなった理由が判明しました。それはクレジットカードの上限に達していたというシンプルな理由でした。当時学生だった私は、クレジットカードを国内で使うことがほとんどなく、上限の概念も知らなかったのです。なので、母親にお願いし、前倒しで銀行に振り込みし、上限を解除してもらいお金を貸してくれた日本人女性にも無事お金を返すことができました。

トラブルがすべて解決したのはトラブルが発覚してから30時間以上立っていました。私は一人旅で日程に余裕があったからよかったのですが、短期の旅行だったらと思うとゾッとします。また、たまたま助けてくれた女性がいなかったら、寒いチューリッヒの夜を徘徊することになっていたかもしれません。以降、海外に行くときには必ず事前にクレジットカードの使用状況を確認するようになりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

カードは複数枚持つこと。カードが使えない場合に備えて、マイナー通貨に両替が容易なユーロやドルを常に持っておくこと。