旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国 上海と蘇州

あなたが旅行に行った年月

2017年三月

あなたが旅行に行った回数

10

あなたの年齢、性別、職業

35歳、男、SE

一緒に旅行に行った人の人数

二人、お客様と私

トラブル体験をした場所

上海市内の両替所

トラブル内容

私は仕事の関係で、二年半近くとある中国の田舎に住んでいました。地方の田舎と言っても、省都であり、その市だけでも800万人規模、省全体では1億人規模の所です。 会社の本社はそこにあり、各支社各営業所は北京、上海、大連、天津など、大都市に数多く点在しますので、平日はあちらこちらに行ったり来たりの体力的ハードワークを鱰されていました。
日本からのお客様が来訪されたとある上海での、出来事です。仕事も順調に進み、夜のお客様との食事会前に軍資金を用意しに近くのATMへ行きました。その際、お客様も両替したいとの事で、一緒に近くの両替所に行く事になりました。
お客様は、日本円五万円を中国の人民元に外貨両替(当時は一元が十七円程度)しました。店の窓口の女性は慣れた手つきで日本円が本物か確認をとり、その後当時のレートで人民元を換算し、お客様の目の前におきました。お客様は特に疑う様子もなく、念の為に紙幣の枚数だけをサッと確認し、サイフにしまいました。

お客様も私も軍資金の準備ができた所で、食事へレッツゴー。食事は、豪勢な上海ガニのオスとメスを一匹ずつ。んー美味しい!けど、食べる所は少ないし、手はベトベトになる。。。コスパ悪りぃーなぁと思いながら、上海で上海ガニを食べるという、経験思い出をお客座は大変喜ばれており、招待側もホッと胸を撫で下ろしました。

夜はまだまだこれからです。上海の夜は、外灘を始めとして色々な観光地があります。高ーい建物に煌びやかなライトアップがこれでもか!!と言わんばかりに咲いています。私は初見ではありませんが、何度みても感動を覚えました。

お客様と観光を楽しんでいる時、お客様が水を買いたいと、近くのコンビニに入りました。たぶん、せっかく両替したお金を使ってみたかったのでしょう。一人でフラフラとコンビニにはいり、欲しいものを手に持ち、レジへ。

レジの機械を通して、いざ百元札を出した時です。
トラブル発生です。

なんと、百元札の面も裏も、お札の色と同系色のボールペンで、びっしりと手書きの漢字が書いてあったのです。大きさは数ミリと言った所で、目の良い私でも解りづらい位の小さな文字です。
お客様は、それを見てビックリされており、ニセ札だーと凹んでいました。お客様は違う百元札に変えようとした時、コンビニのレジの店員さんが、身振り手振りで、その紙幣も使えるから、使いなさい。と言ってくれました(厳密には、言っていたと思う。)

後で会社の同僚や部下に聞いたところ、良くあることだそうで、政府の批判などが買いてある事がおおいそうです。普通にお金としては、使えるそうなので、気にしないで下さい。との事でした。たまに、受け取ってくれない店もあり。とのことです。

日本だと、使えるのかな?使えないのかな?解りませんが、共産主義の国と日本の国の違いを垣間見た瞬間でした。そして、中国についてもっと知りたくなった瞬間でもありました。

日本のお札は、令和で新しくなりますが、今度はじっくり見てみる事をオススメします。何か書いてあるかもしれません。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

信頼出来る場所での両替、受領後、しっかり確認