旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ベトナム、カンボジア

あなたが旅行に行った年月

2005年

あなたが旅行に行った回数

11回

あなたの年齢、性別、職業

46歳 女 主婦

一緒に旅行に行った人の人数

妹と二人

旅行の目的

日常からの逃避

旅行中にいった観光スポット

アンコールワット

古びた廃墟や遺跡がたまらなく好きな人にはお勧めのアンコールワット。敷地面積も広い、歴史も古い、行ってみてわかるあの神秘的な寺院としての空間。観光客が多くて混雑していたので、閑散期に来ればよかったと後悔しましたが訪れる価値はあります。寺院として有名だけでなく、カメラ好きなら知っている日本人の報道カメラマン「一ノ瀬泰造」がアンコールワットの北東部で亡くなったということもあり、彼の歩いた道のりを歩いてみたかったのでした。アンコールワット内外には物売りの子供がたくさんいます。一番驚いたのは、自分たちの写真を撮らせてお金を要求する小さな女の子二人組。写真を撮ってからお金をくれ、とのことだったので、嫌だと拒否すると、日本語で「バカ!!!」と言われたこと。あらゆる国の人が訪れるので、あらゆる国の簡単な言葉を知っているんだな、と逆に感心しました。

 

アンコールトム

アンコールワット遺跡の一部であるアンコールトム。アンコールワットからさほど遠くはない所にあります。ここで有名なのが、石に刻まれた特大の「顔」。誰もが一度は写真やテレビなどで見たことがあるだろう、あのほほえみを浮かべた「顔」です。実物をみて、まずその迫力に圧倒されます。来てよかったと思えるところです。ここにもガイドまがいで金をせびる輩がいます。頼んでもいないのについてきてガイドを始めます。その後お金を要求されます。私は最初から不審に思っていたので、着いてくるな、とかガイドしないで、と英語で言いましたが、結局最後にタイバーツをよこせと言われたので、バーツなんて持っていない、あっち行け!と追い払いました。アンコールトムは一見の価値ありです。

 

メコン川

さすが東南アジア最長の川、そのでかさにまず感動しました。ホーチミン市から車でメコン川河口へ向かい、車ごとフェリーで移動。その後はガイドと共にモーターエンジン付きの小型ボートに移り、メコン川の中洲に点々とある小さな島々を巡る。ココナッツキャンディーの製造場をみたり、種類豊富なフルーツを食べたり、養蜂場を見たり、強いお酒を飲んだり、ハンモックで昼寝したり。でもあまりにもいかにも「観光です」感が強くて、楽しめなかった。メコン川支流を小型ボートで突き進んだ時が一番興奮しました。いかにもジャングルでした。

 

ホーチミン市内のカフェ

当時はまだwi-fi設備も整っておらず、私が頼れたのは地図のみ。地図を見ながらホーチミン市内で有名なカフェへ、レンタサイクルで向かいました。レンタサイクルも安かった記憶がありますが、いくらだったかは覚えていません。日本でバイクの免許を持ち、250ccのバイクを都内で走らせていたので恐怖感はありませんでしたが、一緒に行った妹は怖い・怖いの連続。まずは交通の波に乗ることが大事、と妹に言い聞かせ、お目当てのカフェへ。パフェやベトナムコーヒー、アイスクリームなど、女子にはうれしいお店でした。店員に頼んだら、日本で食べたことのないフルーツのアイスクリームを試食させてくれました。水やおしぼりなども出てきて、お、日本みたいだなと一瞬感動しますが、すべて有料です。

 

ホーチミン市内 ベトナム戦争博物館

誰もが知っている悲惨な近代戦争の一つ、ベトナム戦争。アメリカの敗北という、世界に衝撃を与えましたが、戦争該当国であるベトナムでの被害状況は凄まじいものでした。一番悲しくてやりきれなかった、二度と見たくないものとして、枯葉剤の影響で生まれてきた障害児のホルマリン漬け標本。目をそらせたくなる感情を抑え、このような事実は見ておかないといけないと思い、しっかりと目に焼き付けてきました。日本人はどこへ行っても人気者だと感じたのは、社会見学で来ていた地元の学生たち、日本人だ!こんにちは、こんにちは!としきりに日本語で挨拶していました。ここにはレンタルサイクルで行きましたが、ちゃんと駐輪場というか、自転車を保管してくれるところがありました。有料ですが、すごく安かった。値段は覚えていません。

 

旅行にかかった費用

かなり昔に行った旅行のため、細かい費用項目を覚えていませんが、約10日間の旅で、往復航空券、滞在費、食費などすべて含めて10万円強だった記憶があります。

観光へ行く人へのアドバイス

食べ物は美味しいし、行って後悔しない旅です。ただ、物乞いや金銭を要求してくる輩が多いことも否めません。子供ですらそうです。かわいそうな気持ちはよく理解できますが、観光客相手に商売している子供もいることを忘れてはいけません。意思表示ははっきりとしたほうがいいと思います。見どころもたくさんありますし、楽しい旅になると思います。