中国の上海で起きた外貨両替トラブル!

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国 上海

あなたが旅行に行った年月

2004年1月

あなたが旅行に行った回数

2回目

あなたの年齢、性別、職業

32歳 女 専業主婦

一緒に旅行に行った人の人数

8人

トラブル体験をした場所

中国上海を移動しているバスの中

トラブル内容

大学の研究室の研修旅行で中国の上海に行ったときのできごとです。 学生ということで、金銭的な負担の少ないパッケージツアー旅行で、研究室のメンバー7人と研究室の准教授1人の計8名で上海に行きました。

パッケージツアーなので、どうしても自由な行動ができず、1日目と2日目は上海で、中国人の案内人と合流し、決められた場所をまわることになっていました。 外貨両替については、あらかじめ少額を日本で中国元に両替して、残りは現地に着いてからホテルなどで換金したほうが良いと中国人の留学生の友達に聞いていたので、全員そうすることにしていました。

上海で現地の案内人と合流し、一日目は様々な上海の観光名所を巡ることになっていました。案内人はとても陽気な人でテンションが高く、感じもよく、「いい人に当たったな。」と思っていました。

一つ目の観光地を堪能し、上機嫌で移動用のバスに戻って次の目的地に向かってしばらく移動していたときのことです。急にトラブルは起こりました。 案内人が、急に「両替はまだか」と聞いてきました。突然の出来事につい「まだ」と答えてしまうと、自分が両替をしてやると言い出したのです。

しかし、片言の日本語で伝えてきたレートはどう考えても、現地のホテルでの外貨両替はもちろん、日本での外貨両替よりも悪かったのです。 さっきまで明るかったバスの車内が一気に静まり返り、誰も何も言わないでいると、案内人は急にとても不機嫌になり、怒ったような口調で自分がいかに親切かや、お人好しな日本人が騙されないように好意でやっているのだということを言い出しました。

その空気に堪えられなくなり、この旅行を楽しく過ごさせたいと思った先生が、じゃあ1000円だけと両替することになりました。 学生である私たちも、先生にだけ両替させるわけにはいかないと思い、全員1000円だけ両替することにしました。 しかし、その金額が少額だったことが気に入らないのか、その後案内人の機嫌は当初のように陽気に戻ることはなく、案内終了日の次の日まで終始不機嫌なままで、せっかくの旅行が台無しにされました。

両替で損をした金額自体は全員大したことはなく、被害額自体は少額だったのですが、このトラブルのせいで、旅行自体がとても楽しくないものになってしまい、残念な気持ちでいっぱいでした。その後、残りのお金をホテルで外貨両替した際はまったく問題なく、親切で丁寧な応対で、適切なレートでした。まさかあんな形で外貨両替のトラブルに巻き込まれるなんて…と衝撃を受けました。

 

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

両替トラブルがどのような形で起こるか事前に調べ、案内人などの現地の人も警戒すべきだった