バリ島でまさかの大金紛失!?町中の怪しい外貨両替に要注意!
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
インドネシア・バリ島
あなたが旅行に行った年月
2023年8月
あなたが旅行に行った回数
5回目
あなたの年齢、性別、職業
20代・女性・フリーランス
一緒に旅行に行った人の人数
友人2人
トラブル体験をした場所
スミニャックの町中の両替所
トラブル内容
「よっしゃ、バリ島着いたー!」
友人2人と共に、待ちに待ったバリ島旅行!
日本の喧騒から離れ、常夏の楽園で羽を伸ばすぞー!と意気揚々とデンパサール国際空港に降り立った私たち。
空港からホテルまでは直行し、荷物を置いたらすぐに町へ繰り出しました。
バリ島の活気あるスミニャックの町を散策していると、お土産屋さんやカフェの間に、ちらほらと外貨両替所が目に飛び込んできます。
空港での両替レートがあまり良くなかったので、「町中の方がレートが良いって聞くし、ここで両替しちゃおうか!」と、特に下調べもせずに、なんとなく人通りの多い通りにあった両替所にフラッと入ってしまいました。
これが悪夢の始まりだったとは、この時の私は知る由もありませんでした…。
窓口にいたのは、なんだかやけに愛想の良いおじさん。
「いくら両替するの?」と聞かれ、とりあえず3人で10万円分をルピアに両替することに。
電卓を叩いて見せてくれた金額は、日本で調べていたレートよりも少し良い感じ。
「やったー!やっぱり町中の方がお得じゃん!」と、私たちはウキウキしていました。
しかし、ここからがおじさんの手腕の見せ所(?)でした。
お札を数えるのが、とにかく早い!
パパパパッと手際よく数える様子は、まるでマジシャン。
私も友人も、「おー、すごいねー」なんて感心して見ていたんです。
そして、数え終わったお札の束を差し出され、私たちはそのまま受け取って両替所を後にしました。
「さーて、お腹も空いたし、ご飯食べに行こうか!」と浮かれ気分でレストランに向かっている途中、ふと、さっき両替したお金のことが気になりました。
なんか、思ったよりお札の束が薄いような…?
嫌な予感がして、恐る恐るお札を数え始めると、手が震えだしました。
「…え、嘘でしょ?」
なんと、両替したはずの金額から、まさかの2万円分も足りないんです!
10万円両替したのに、手元にあるのは8万円分。
3人で顔を見合わせ、真っ青になりました。
「絶対、あの両替所のおじさんがごまかしたんだ!」
頭に血が上った私たちは、すぐに両替所まで引き返しました。
しかし、両替所はシャッターが閉まっているではありませんか!
まだ営業時間内のはずなのに…。
周りのお店の人に聞いても、「あそこの両替所はもう閉まったよ」としか言わず、取り付く島もない状態。
いくら抗議しても、取り合ってもらえませんでした。
結局、2万円は戻ってきませんでした。
旅の初っ端からとんだトラブルに巻き込まれてしまい、気分は最悪。
残りの旅行は楽しかったものの、この一件で「海外での外貨両替は慎重にやらなきゃダメだ!」と痛感しました。
あのマジシャンみたいな手際で数えるおじさんの技に、完全に騙されてしまった私たち。
もっと注意深く見ていれば、あるいはその場で数え直していれば、こんなことにはならなかったのに…。
バリ島の思い出は最高ですが、この悔しいトラブルは忘れられません。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
信頼性の高い銀行や、ホテルのフロント、または公式認定された両替所で外貨両替をするべきだった。
また、両替後は必ずその場で受け取った金額が合っているか、複数人で確認するべきだったと痛感しました。
もっと警戒心を持ちながら行動すべきだった。浮かれすぎないようにすべきでした。
