便利さの裏に潜む落とし穴―ニュージーランドでの外貨両替トラブル体験記
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
ニュージーランド
あなたが旅行に行った年月
2025年2月
あなたが旅行に行った回数
3回
あなたの年齢、性別、職業
25歳・男性・学生
一緒に旅行に行った人の人数
1人(単独)
トラブル体験をした場所
ニュージーランド滞在中のオンライン
トラブル内容
私はニュージーランドでワーキングホリデーをしていたとき、オンラインでの外貨両替を利用しようとして大きなトラブルに巻き込まれた経験があります。
ニュージーランドはカード社会であり、日常生活のほとんどはデビットカードやクレジットカードで対応できますが、ファーマーズマーケットや地方の小さなカフェ、宿泊施設など、意外と「現金しか使えない場面」が残っているのです。
そのため、ある週末に友人と旅行を計画した私は、念のため現金を少し多めに準備しておこうと考えました。
ところが平日は仕事で銀行や両替所に行く時間が取れず、オンラインで簡単に済ませられる外貨両替サービスを探しました。
日本円からニュージーランドドルに直接換金できると宣伝しているサイトを見つけ、口コミも悪くなさそうに見えたため、そこを利用することにしました。
手続き自体はスムーズで、当日の為替レートも表示されており、手数料込みの受取額も明記されていました。
私は「これなら安心だろう」と思い、数万円分を一度に申し込みました。
ところが、ここからが問題の始まりでした。
通常であれば1〜2営業日で指定口座に入金されるはずが、待てど暮らせどお金が反映されないのです。
旅行当日が近づいていたので不安になり、サポートセンターに問い合わせをしました。
しかし、返事が来るまでに丸2日かかり、その内容も「確認中ですのでお待ちください」という曖昧なものでした。
結局、実際にニュージーランドドルが入金されたのは、手続きをしてから一週間近く経った頃でした。
さらに腹立たしいのは、受け取った金額が当初の提示額よりも大幅に少なかったことです。
理由を問い合わせると、「為替レートの急変動により追加手数料が発生した」と説明されました。
確かに為替相場は日々動くものですが、私が申し込んだときにはすでに手数料込みで固定された額が表示されていたはずです。
それなのに、後出しのように「レートが変わったから」という理由で減額されるのは到底納得できませんでした。
この結果、予定していた旅行の出発時点で思ったよりも少ない現金しか手元になく、現地での買い物や宿泊費の支払いに支障をきたしました。
友人に一時的に立て替えてもらう場面もあり、せっかくの旅行で気まずい思いをすることになったのです。
また、ニュージーランド滞在中は現金が必要になる場面が想像以上に多く、常に「お金が足りないかもしれない」という不安を抱えながら過ごすことになりました。
この一件で私が痛感したのは、便利そうに見えるオンラインの外貨両替サービスにも落とし穴があるということです。
特に海外滞在中は、現地で頼れる金融機関が限られているため、一度トラブルが起きると自力で解決するのが非常に難しいのです。
今振り返れば、少し面倒でも銀行や信頼できる両替所を使うべきでしたし、「すぐに使える安心感」を優先すべきだったと思います。
以来私は、ニュージーランドに限らず海外旅行や長期滞在の際には、「オンラインだけに頼らず、現地で安全に両替できる手段を必ず確保しておく」ことを徹底するようになりました。
たとえ多少レートが悪くても、安心感には代えられないのだと、この外貨両替トラブルから学んだのです。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
少し面倒でも銀行や信頼できる両替所を使うべきでしたし、「すぐに使える安心感」を優先すべきだった。
