バンコク旅行で外貨両替に騙された体験
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
タイ、バンコク
あなたが旅行に行った年月
2016年10月
あなたが旅行に行った回数
2回目
あなたの年齢、性別、職業
38歳、女性、講師
一緒に旅行に行った人の人数
夫と2人
トラブル体験をした場所
バンコク市内、観光地付近の路面両替店
トラブル内容
バンコクで観光を楽しんでいたある日、私たちは路地を歩いていると、現地の男性が声をかけてきました。
彼は穏やかで親切そうな笑顔を浮かべ、「安全でレートの良い両替所が近くにある」と英語で話しかけてきました。
これまでの海外旅行では、街角で声をかけられると警戒していた私たちですが、彼の言葉遣いや態度が自然で誠実に見えたため、少し安心してしまいました。
夫と相談し、軽い気持ちでついて行くことにしました。
案内された両替所は小さな建物で、外観は普通の店舗でした。
観光客も何人か並んでおり、特に怪しい雰囲気はありませんでした。
しかし、カウンターでレートを確認すると、事前に調べていた銀行や空港のレートと比べて著しく悪く、提示された手数料も曖昧でした。
店員は「手数料は不要」と言いましたが、計算してみると実際には数千バーツ単位で損をする計算になっており、明らかに不自然でした。
さらに受け取った紙幣をその場で数えると、一部不足しており、私たちは騙されていたことに気が付きました。
店員に確認しようと問いかけましたが、激昂したようにまくしたてられ、ほとんど交渉の余地はありませんでした。
周囲の観光客も同じ店で不満そうにしており、後日調べたところ、この周辺の路面両替店では観光客を狙った悪徳行為が頻発していることがわかりました。
この出来事で、旅行中の楽しさが一気に冷めました。
特に精神的なショックは大きく、せっかくの観光気分が一瞬で不快な体験に変わりました。
夫と私はその場で「次からは絶対に路上の両替は利用しない」と決意しました。
今回のトラブルを通じて学んだことは、見た目や親切さだけで信頼するのは危険だということです。
安全そうに見える人物や小さな店でも、実際には観光客を狙った悪徳行為が潜んでいる可能性があります。
今後は、公式の銀行や空港の両替所、評判の確かな両替チェーンを利用することが必須です。
また、両替時には必ず紙幣をその場で数え、レートや手数料を自分で確認することが重要です。
少額ずつ両替して、万一トラブルがあった場合の損失を最小限にする工夫も有効です。
この体験は一度で十分ですが、逆に言えば、同じ過ちを繰り返さないよう、旅行前に情報を確認することの大切さを教えてくれました。
観光地での気軽な誘いに安易に応じず、自分たちで安全性を確認することが、快適で安心な旅行を楽しむための基本だと痛感しました。
今後はこの経験を忘れず、外貨両替の安全対策を徹底していきたいと思います。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
銀行や空港の両替所を利用し、路上で声をかけてくる人や観光客向けの小規模両替店は避けるべきでした。
また、事前に両替レートを確認し、現金を受け取る際に必ずその場で数えることが重要です。
