旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

タイ プーケット

あなたが旅行に行った年月

2024年7月

あなたが旅行に行った回数

4回

あなたの年齢、性別、職業

25歳 男性 動画編集

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

プーケット市内の両替所

トラブル内容

私がプーケットで経験した外貨両替のトラブルは、今思い出しても悔しさが残る出来事でした。

その日、私はプーケット市内を散策していて現金が少し心もとなくなったため、観光客に人気とされる両替所に立ち寄りました。

店構えは比較的きれいで看板もしっかりしており、特に怪しい雰囲気はありませんでした。
掲示されていたレートは空港よりも良く、少しでもお得に両替したいと思っていた私は1万円を両替することにしました。
私は店員に1万円札を差し出し、提示されたレートで両替してもらいました。
店員は慣れた手つきで紙幣を数え、手渡してきました。
本来ならばその場で必ず金額を確認するのが基本ですが、後ろに人が並んでいて少し気まずさを感じた私は、受け取った紙幣をそのまま財布に入れ、すぐにカウンターを離れてしまいました。

ホテルに戻って落ち着いてから現金を数えてみると、すぐに異変に気づきました。
レシートに印字されている額と受け取った額に300バーツの差がありました、日本円でおよそ1,300円程度の不足です。
私は慌てて両替所に戻り、店員に状況を説明しました。
しかし店員は首を振り、「あなたに渡したのはその金額だ」と言い張るだけでした。

私は冷静に「カウンター上での受け渡し時の防犯カメラを確認してほしい」と頼みましたが、店員は「カメラは確認できない」「映像はない」と取り合ってくれませんでした。
周囲に他のスタッフもいましたが、皆一様に無関心な態度で、完全に観光客相手の典型的な対応だと悟りました。
証拠がない以上こちらに勝ち目はなく、そのまま引き下がるしかありませんでした。

金額としては1,300円程度の損失でしたが、精神的なショックはそれ以上でした。
現金が不足していたことももちろんですが、何より「ちゃんと注意していたつもりなのに、防げなかった」という悔しさが大きかったです。
私自身、旅慣れているつもりだったのですが今回は「後ろに人が並んでいるから早くどかないと」という心理が働き、ほんの数秒の確認を怠ったことが命取りとなりました。

その日の夜ネットで現地の旅行者向け掲示板を調べてみると、プーケットの市内には小規模な両替所が多く観光客が集中する時間帯に混雑していると、このような外貨両替のトラブルが起きることがあるとのことでした。
金額をごまかされるケースや、レシートの額と現金が違うケースもあるようです。
これを知ったとき、私の体験も決して特別ではなく観光客を狙った半ば常習的な手口なのだろうと感じました。

この出来事から学んだことは明確です。
たとえ旅慣れていてもどんな状況でも「受け取った現金はその場で数える」ことを絶対に省略してはいけません。
そして多少レートが悪くても、空港や銀行直営のような信頼できる両替所を利用することが、安心感には代えられないと痛感しました。
旅行中の1,300円の損失よりも、貴重な時間と気持ちの安らぎを奪われることの方がはるかに大きな代償です。

次に海外旅行をする際は、必ずこの教訓を忘れずに行動しようと心に誓いました。
たとえ後ろに人が並んでいようとも、確認は数秒で終わります。
そのわずかな手間を惜しまなければ、今回のような不快なトラブルは避けられるはずです。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

受け取った現金は必ずその場で数えて確認するべきでした。
今回はレシートも受け取っていましたが、その場で金額を確かめなかったため後から不足に気づいても証明が困難でした。
また多少レートが悪くても、空港や銀行系列のような信頼できる両替所を選んでいれば、今回のようなトラブルは防げたと思います。