イタリアローマで銀行で両替をしようとした時のトラブルの話
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
イタリア、ローマ
あなたが旅行に行った年月
2018年6月
あなたが旅行に行った回数
2回目
あなたの年齢、性別、職業
32歳、女性、会社員
一緒に旅行に行った人の人数
友人と二人
トラブル体験をした場所
ローマ市内の小さな両替所
トラブル内容
ローマ市内の観光地近くにある両替所で、外貨両替(日本円)からユーロに両替した際の出来事です。
観光の合間に手持ちの現金が少なくなり、急いで近くの両替所を探して立ち寄りました。
外観は特に怪しい様子もなく、「No Commission(手数料なし)」と大きく書かれた看板も出ていたため、安心して利用できる場所だと思い込んでしまいました。
店内にはレート表が掲示されており、「1ユーロ=約◯円」といった表示がされていました。
事前にネットで調べた為替レートとほぼ同じだったため、そのまま日本円を渡して両替を依頼しました。
しかし、実際に受け取ったユーロの額をその場で確認してみると、計算よりもかなり少ないことに気づきました。
不審に思い、店員にその場でレートについて確認すると、「これはこの店での通常レートです。
問題ありません」との返答。手数料についても「この店ではコミッションなしです」と言われました。
しかし、明らかに提示されていたレート通りの金額ではないこと、そして差額が大きすぎることに強い違和感を覚えました。
後から冷静に計算してみると、表示されていたレートと実際の換金額の間には大きな開きがあり、実質的には20%以上もの手数料がかかっていたことが判明。
さらによく見ると、店内の壁に小さく「Additional fees may apply(追加手数料がかかる場合があります)」と英語で記載されており、表の「No Commission」と矛盾していました。
その時点で抗議しようにも、店員は無表情かつ事務的に対応するだけで、特に取り合ってもらえる様子もなく、返金などは一切してもらえませんでした。
こちらが観光客であること、言語に不自由があることを見透かしているような対応で、とても悔しい気持ちになりました。
この経験を通じて、観光地周辺の両替所は一見すると安心できそうに見えても、実際には不透明なレート設定や隠れた手数料が存在していることがあるということを痛感しました。
特に「手数料なし」と大きく掲げられていても、実際には為替レートに上乗せされていたり、両替後に気づきにくい形で損をしていることがあります。
旅行者としては、できる限り信用のおける銀行や大手の両替所を利用すること、もしくは出発前に日本国内で両替しておく、あるいはクレジットカードや海外対応のデビットカードを活用するなど、現金両替に頼らない方法も検討すべきだと強く感じました。
特に初めて訪れる国では、情報不足からこうしたトラブルに巻き込まれやすく、自衛の意識がとても大切です。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
信頼できる大手銀行や空港内の公式両替所で両替を行うべきでした。
事前に両替レートや手数料を調べ、細かく確認することも大切です。
また、両替時には渡された金額をその場でしっかり確認し、不審な点があればすぐに質問することが必要だと感じました。
口コミや評判も事前に調べてから利用場所を選ぶべきだと思います。
