フィリピンの空港で起きた新紙幣外貨トラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
フィリピン
あなたが旅行に行った年月
2025年1月
あなたが旅行に行った回数
2回目
あなたの年齢、性別、職業
27歳 男 エンジニア
一緒に旅行に行った人の人数
2人
トラブル体験をした場所
フィリピン マニラ
トラブル内容
私はフィリピンに祖父母がいるので結婚の挨拶をするために、2025年の年明けに夫婦でフィリピンへ行きました。
私たち夫婦は結婚の挨拶とともにフィリピンの食文化も楽しもうとワクワクしていました。
そしてマニラ空港に到着し、空港内の外貨両替所で日本円をフィリピン・ペソに両替しました。
特に疑うこともなく、両替の手数料は少し高いなと感じながらも海外旅行の経験はほとんどないためそのまま手にした現金を財布にしまい、市内中心部へ行きました。
そこでは旅の楽しみの一つであるローカルフードを味わおうと、まずは評判がいいレストランに行きました。
そこでフィリピンの料理を楽しんだ後、支払いの時に財布からペソ紙幣を取り出すと、店員が一瞬驚いた顔をした後、申し訳なさそうに「すみません、このお札は使えません。」と言われたのです。
一瞬何を言われているのかがわからず私は戸惑っていました。
私が持っていたのはフィリピン・ペソ紙幣、綺麗で新しいお札だったのですが、偽札と間違われたのかと不安になりました。
しかし、店員さんの説明によれば、これは新しく発行された2024年度版の新紙幣で、まだ流通が十分に進んでおらず、一部の店では受け取りを拒否しているとのことでした。
調べてみると、フィリピン中央銀行は2024年12月に新紙幣を発行し始めたばかりで、旧紙幣と併用期間中ということがわかりました。
しかし、特に地方や中小規模の飲食店などでは新紙幣の取り扱いになれておらず、「見慣れないお札=偽札かもしれない」という不安から受け取りを断られるケースが多いようでした。
結局、レストランではクレジットカードの支払いで済ませましたが、現金しか使えない店舗や交通機関では新紙幣が使えず、旧紙幣を求めて再び両替所を探す羽目になりました。
後日、ホテルのスタッフから「大きな銀行であれは旧紙幣への再両替が可能かもしれない」と教えてもらい、その銀行に行き、やっと対応してもらうことができました。この体験から学んだのは、新紙幣=必ずしも使いやすいとは限らないということです。
新しいからこそ、まだ一般的には浸透しておらず、現地の人々にとっても「怪しい存在」になり得ると思いました。
旅先での小さなトラブルは、後から振り返れば笑い話にもなるかもしれませんが、現金が使えない不安は想像以上にストレスでした。
特に2025年度初頭のフィリピンでは、新紙幣への移行がまだ過渡期であることを念頭に置いて行動することが安心して旅を楽しむためのカギとなっていたかもしれません。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
空港の両替所で紙幣の種類を確認することと、可能であれば旧紙幣と混ぜて両替してもらうべきだった。
