マニラでの油断が招いた両替トラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
フィリピン マニラ
あなたが旅行に行った年月
2023年11月
あなたが旅行に行った回数
5回目
あなたの年齢、性別、職業
35歳、男、会社員
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
マニラ市内のショッピングモール内の両替所
トラブル内容
私が今回の両替トラブルに遭ったのは、マニラ市内にある大型ショッピングモール内の外貨両替所でした。
空港のレートがあまり良くなかったため、現地に慣れているつもりの私は、市内でレートの良い場所を探してから両替することにしました。
事前にネットなどで調べたわけではなく、「モール内なら安心だろう」という安易な判断で入ったのが、この両替所です。
カウンターのスタッフは一見とても親切で、にこやかに対応してくれました。
掲示されていたレートも空港より良かったので、1万円をペソに両替することに。
レートから計算すると、おおよそ3,980ペソ程度になるはずで、実際にレシートにもその金額が印字されていました。
問題は、紙幣を渡されたときです。
私はその場で金額を数えず、スタッフが封筒に入れてくれたお金をそのまま財布にしまってしまいました。
スタッフの対応がスムーズで、特に怪しい様子もなかったため、油断してしまったのです。
ところが、その直後に近くのカフェで休憩していたとき、何気なく財布の中の紙幣を確認したところ、金額が明らかに少ないことに気づきました。
何度数えても3,480ペソしかありません。明らかに500ペソ(日本円で約1,300円)足りていないのです。
念のため財布の中身や他のポケットなども確認しましたが、どこにもありませんでした。
慌てて両替所に戻り、スタッフにその旨を伝えましたが、「確実に全額渡しました」と言われて取り合ってもらえません。
私はレシートを見せて説明しましたが、「あなたが数え間違えているか、途中で落としたんじゃないか」と言われてしまい、完全に突っぱねられました。
監視カメラの映像を確認させてほしいと頼んでも、「防犯目的で録画しているだけなので、見せることはできない」と拒否されました。
私の語学力にも限界があり、英語で強く主張しても言葉に詰まってしまい、押し切られてしまう形になりました。
スタッフの態度も途中から冷たくなり、「早くどいてくれ」とでも言いたげな空気を感じ、周囲の目も気になってそれ以上言うことができませんでした。
結局、500ペソは返ってくることもなく、そのまま泣き寝入りすることになりました。
金額的には大きな被害とは言えないかもしれませんが、「騙された」という事実に強いショックを受けました。
旅行先でトラブルに遭うと、精神的にも大きなダメージがありますし、その後の旅行もどこか不安を抱えながら過ごすことになってしまいます。
信頼できる場所で両替しなかったこと、受け取った金額をその場で数えなかったこと、言語に不安があるにもかかわらずしっかり確認しようとしなかったこと――すべてが反省点です。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
このトラブルを防ぐために最も必要だったのは、受け取ったその場で金額を確認することでした。
スタッフの前で紙幣を1枚ずつ数え、レシートと照らし合わせて確認していれば、少なくともごまかされることはなかったはずです。
