旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

韓国

あなたが旅行に行った年月

2022/5/10

あなたが旅行に行った回数

2回目

あなたの年齢、性別、職業

25歳 女性 接客業

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

仁川空港

トラブル内容

韓国旅行は何度か経験していたが、今回は友人と一緒に行く初めての女子旅。
観光もグルメも存分に楽しもうと、事前にプランをしっかり立てていた。
飛行機のチケットもホテルもバッチリ手配し、あとは現地でお金をどうするか。

事前に調べた情報では「韓国はクレジットカードが使えるから、現金は最低限あればいい」とのこと。
でも、屋台やタクシー、ちょっとした買い物ではやっぱり現金が必要になる。
そこで私は、日本の銀行で最低限の金額を外貨両替し、残りは韓国で両替することにした。

仁川空港に到着すると、さっそく両替所を探した。
飛行機の疲れもあり、とにかく早くウォンを手に入れたい。
明洞の両替所がレートがいいことは知っていたが、「とりあえず空港で5,000円分だけ両替しておこう」と思った。
空港内の大手銀行の両替カウンターに並び、順番が来たので日本円を差し出した。

「5,000円分お願いします」

女性のスタッフは慣れた手つきでお金を受け取り、カウンター内で素早く計算をしてくれた。
レートは1円=9.0ウォン。
正直、あまり良くないレートだと感じたが、空港だから仕方がない。

数秒後、スタッフが紙幣を渡してきた。受け取って財布に入れようとした瞬間、違和感を覚えた。
手にした紙幣をよく見ると、渡されたのはすべて50,000ウォン札だったのだ。

「あれ? もう少し細かいお札が欲しかったんだけど…」

そう思い、すぐにスタッフに「小さいお札はもらえますか?」と聞こうとした。
しかし、カウンターにはすでに次の客が並んでいて、スタッフは忙しそうに別の対応をしていた。
後ろに行列ができていたこともあり、私は「まぁ、大丈夫だろう」と思い、そのまま両替所を後にした。

無事に両替を終えた私は、友人と合流し「お腹すいたね!」とフードコートへ向かった。
韓国に来たらまず食べたいのは、スンドゥブチゲやキンパ。
空港内のフードコートを歩き回り、美味しそうなスンドゥブチゲの店を見つけた。

レジで注文を済ませ、会計をしようと財布を取り出す。

「20,000ウォンです」

私は、さっき両替した50,000ウォン札を出した。
すると、店員さんは一瞬驚いた顔をし、申し訳なさそうにこう言った。

「小さいお札、ありますか?」

「えっ…」

もちろん、ない。
だって両替所で受け取ったのは全部50,000ウォン札なのだから。

「お釣りが…ないんです。すみません」

しまった。
韓国では50,000ウォン札は使いづらいという情報を事前に見ていたのに、すっかり忘れていた。
特に個人経営の店や小さな飲食店では、大きなお札を嫌がられることが多いのだ。

「どうしよう…」

財布の中を見ても、小銭もないし、日本円しか持っていない。
仕方なく友人に頼み、「ごめん、ちょっと立て替えてくれない?」とお願いした。
友人は快く「いいよ!」と言ってくれたが、内心申し訳なさでいっぱいだった。

無事にスンドゥブチゲを食べ終えたものの、これからタクシーや小さなショップで買い物する際に、また困るのではないかと不安になってきた。

「とりあえず小さいお札に替えないと!」

そう思い、私は空港内のコンビニへ向かった。
飲み物やお菓子をいくつかカゴに入れ、会計を済ませようと再び50,000ウォン札を取り出した。

すると、店員さんはちょっと困った顔をしたものの、しぶしぶレジを開けてお釣りを用意してくれた。
しかし、お釣りのほとんどが10,000ウォン札ではなく、1,000ウォン札だった。つまり、細かくなりすぎたのだ。

「これじゃ財布がパンパンになる…」

大量の1,000ウォン札を財布に押し込みながら、「最初から両替所で小さいお札にしてくださいって言えばよかった」と後悔した。

その後、市内に移動し、明洞の両替所で再び両替をしたとき、私はすぐにこう伝えた。

「小さいお札も入れてください」

すると、両替所のスタッフはすぐに理解してくれ、50,000ウォン札だけでなく、10,000ウォン札や5,000ウォン札もバランスよく入れてくれた。
これで、もう使いづらいお札に困ることはなくなった。

今回のちょっとしたトラブルから学んだのは、韓国で両替する際には「小さいお札をリクエストする」ことが超重要だということ。
空港の両替所では基本的に大きな紙幣を渡されることが多いため、最初に「小さいお札をお願いします」と言わないと、不便な思いをする可能性が高い。

さらに、空港では最小限の両替にとどめ、市内の両替所で本格的に両替するのがベストということも身をもって実感した。

次に韓国へ行くときは、絶対にこのミスは繰り返さないと心に決めた。
みなさんも、韓国で両替をするときは「細かいお札にしてください」と一言伝えるのを忘れずに!

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

韓国で両替する際には「小さいお札をリクエストする」こと