旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インド デリー他

あなたが旅行に行った年月

2020年1月

あなたが旅行に行った回数

10回くらい

あなたの年齢、性別、職業

61歳 女 現在無職

一緒に旅行に行った人の人数

3人

トラブル体験をした場所

インド デリー インディラ・ガンジー国際空港

トラブル内容

コロナが流行はじめる直前の年末にインド旅行に行きました。旅行先で出会った人みんなに驚かれたのですが、家族旅行でした。幸い息子が海外旅行に慣れていたので、彼がコーディネートしてルートから手配まですべて任せることができました。
インドは、聞いていたとおり貧富の差が激しく、それは旅行者でもひしひしと感じました。値段が高いホテルに泊まればパブやビリヤードも楽しめるとてもすてきな一夜を過ごせるし、安い宿ならばシャワーも突然水になってしまうし、ドアーロックも怪しい感じでした。どちらにもインドの人たちが泊まっていました。高いホテルと安い宿と両方を入り混ぜ、おまけに砂漠での年越しまでつけた、家族旅行としてはとんでもなく印象の強い旅行でした。
ルピーは1円ちょっとで、両替するとものすごくたくさんの紙幣になるのでお金持ちになった気分になりました。インドの国際空港で外貨両替をしたのですが、私は何となく日本円を空港の外貨慮外所に差し出しました。国際空港でもあったので安心しきっていました。実は町中の両替所は怪しい感じがしたのでわざわざ空港の両替所を選んでいたのです。男性が1人で対応していたのですが、手際よく計算をしてルピーを渡してくれました。はい、ありがとうと私は受け取ったのですが、横にいた息子が、「しっかり数えなくては」と紙幣を数えました。すると、どう考えても少なすぎる!トラブル発生です。
息子は、英語で「これは少ないだろ。表示の金額に基づけば…。」とガンガン抗議をはじめました。最初はのらリくらりと対応していたその男性も最後はしれっと「じゃあ、もう一度計算してみる」といって、「お~!」という感じで紙幣を足してくれました。息子はそれも足してもう一度全部を数え直して、「OK」となり、一件落着しました。
横で見ていた私は、びっくりして何も言えない状態でした。手数料をごまかすというレベルではないルピーが足されていたのです。町中の両替所どころか、国内1番の国際空港の外貨両替所でさえそのようないい加減なことが普通に行われていることを目の当たりにして、何ともいえない気分になりました。金額ははっきりと覚えていないのですが、とても衝撃的でした。
旅行の始まりの出来事だったので、インド旅行中ずっと、とにかく確認をするということが習慣になりました。しかし、インドは嫌なところだという印象をもたずにとてもよい印象ですばらしい旅行ができました。もう一度行ってみたいと思っているくらいです。国際空港の両替所だから信頼できると考えるのは日本人だけなのかもしれません。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

両替をする前に、どのくらいの金額になるのか自分で計算をしておき、両替をしたらその場で確認するべき。