旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ハンガリー、ブダペスト

あなたが旅行に行った年月

2017年11月

あなたが旅行に行った回数

15回

あなたの年齢、性別、職業

35歳、男、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ブダペスト市内の両替所の前

トラブル内容

約1か月にわたるヨーロッパ周遊旅行でのできごとです。イギリス、フランス、スイス、オーストリア、スロバキアを経て鉄道でハンガリーへ入国。欧州有数の観光都市であるハンガリーの首都、ブダペストでの外貨両替に関するトラブルです。

ハンガリーはシェンゲン協定国なので入国時にパスポートコントロールはありません。しかし、ユーロ圏ではないので通貨はハンガリー・フォリントです。ユーロしか持っていなかった私は初日に両替所でユーロからフォリントへ両替したものの、1日半で使い果たしてしまい、またも市中で両替が必要になってしまいました。

翌朝、ホテルを出て両替所へ向かってみたものの、どこもかしこも営業していません。その日は休日だったのです。しかし、私はこんなこともあろうかと思って、海外ATMで使える口座とキャッシュカードを持っていました。それを使ってみようとATMに入れようとしたものの・・・故障しておりカードを飲み込みもせず。他のATMをさがして試したものの、エラーで引き出せず。

仕方がないので閉まっている両替所の前で翌日の営業時間を確認していると、口ヒゲをはやしたおじさんから声をかけられました。口ヒゲおじさん「トゥデイ、クローズ」
どうやら両替をしてもらえるらしいのですが、どうみて怪しい。怪しすぎる・・・念のためにレートを確認すると、両替所よりも少しいいレートで両替してくれるとのこと。両替所の手数料を考えれば妥当なレートでした。

しかし、あまりにも怪しいので偽札をつかまされるのではないかと思い、そのおじさんが持っているフォリント札を念入りに確認。確かに透かしはしっかり入っていて、どうやら本物のよう。怪しいとは思っていたものの、フォリントがないと困ると思い、しぶしぶ50ユーロをフォリントに両替しました。しっかりとすべてのお札に透かしが入っていることを念入りに確認して取引を終えました。

そうこうして手に入れたフォリントをフードマーケットで使ってみようとしたところ・・・なぜか、そのお札が受け取ってもらえません。その店主はハンガリー語しかできないらしく、英語で聞いてもなにもわからず。ラチがあかないので、仕方なく買い物をあきらめて別のお店へ。

次のお店でも口ヒゲおじさんに両替してもらったお札は受け取ってもらえません。しっかり透かしも入っていて本物っぽいお札。しかしその店主は偽札判定機のようなものを通しもせず、受け取り拒否。なぜこのお札が使えないのか英語できいてみたところ・・・なんと!このお札はハンガリーフォリントではないとのこと!!まさかこんな騙され方をされるとは思いもせず、心の底から驚きました。ホテルに戻った後は悲しみを通り越して笑えてきました。幸いにも両替額を50ユーロにとどめておいてよかったです。

フォリントは日本人にとってなじみの薄い通貨ですが、事前にしっかりと現地通貨の見た目を確認し、両替は信頼のできる両替所でするべきでした。ちなみに、帰国後にそのお札について調べてみたところ、昔のベラルーシ・ルーブルで、本物のフォリントの100分の1程度の価値しかありませんでした笑

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

現地のお金の見た目を事前に確認し、信頼性の高い正規の両替所で両替するべきでした