旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

台湾・台北

あなたが旅行に行った年月

2014年11月

あなたが旅行に行った回数

15回目

あなたの年齢、性別、職業

29歳、女性、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

台湾・台北市内の銀行

トラブル内容

学生時代、大学の友人と台湾に旅行に行った。お互い海外旅行経験もそこそこあり、日本国内や空港での両替は手数料が高く、街中で両替した方がいいということを理解していた。必要最低限のお金を日本の空港で両替し、あとは必要なものは現地のお手頃な両替所で、と考えていた。学生だったので、お金を節約したいという気持ちが強かったのである。そこでわたしたちはネットで検索をして、なにかのブログやまとめサイトで紹介された銀行に向かった。

場所はターミナル駅ではなく、ローカルな駅から15分ほど歩いたところにあり、観光客が歩いている様子はない。観光客かはたまた若い外国人が珍しいのか、信号待ちをしていたら現地のおじさんに笑顔で声をかけられるがなんと言っているかわからなかった。駅から少し歩くと銀行らしき建物を見つけて、建物に入っていった。外貨両替所は建物の2階にあるらしい。建物はちょっと薄暗く、学校の職員室のようなじめっとした雰囲気だった。その雰囲気にわたしたちは少し身構えてしまった。たしかに、建物には銀行らしき文字も見えたし、レートの電光掲示板もある。間違いない。

ローカルの銀行なので、やはり英語もあまり通じる雰囲気ではなかった。言葉の不安も抱えつつ、なんと漢字を読み取り、身振りで両替を済ませることができた。確かにレートは日本の空港や台湾の到着ロビーで見かけたものよりも良かった。けれども、あの銀行の2階へと足を運ぶドキドキ感、知らない街を歩き回る時間を天秤にかけると、空港で少々割高の両替でもよかったのではないかと思う。わたしたち2人が町歩きが嫌いな二人ではなかったこと、そして治安のいい台湾であったことが不幸中の幸いだった。

台湾以外の国だったら、なにかしらのトラブルに巻き込まれていた可能性もある。安全と時間はお金を出して買うものだと勉強になった。とはいえ、両替のために、検索の時間や移動時間を加味するとおそらく2時間ぐらい使っていたのでは無いかと思う。日本の空港で両替していれば、その時間は掛からなかったので、この時間にカフェでまったりできたかもしれない。

今でこそ検索スキルも上がり、もっと有用な情報にたどり着けたと思うのだが、当時は下調べの力も少なかったのではないかと振り返る。コロナ渦になってなかなか海外に行くことがないが、今ではキャッシュレス決済やクレジットカードでの支払いなど、色々と進化していると思う。次に海外旅行が叶う際には、現地に住んでいる人や出張でよく行く人のブログを見て、アクセスの観点からも便利でお得な両替所を探したいと思う。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

手数料で時間を買うと考えて、高くても空港で両替