韓国の空港で両替したら2000円損した話
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
韓国 ソウル
あなたが旅行に行った年月
2018年 8月
あなたが旅行に行った回数
10目
あなたの年齢、性別、職業
35歳 男性 翻訳業
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
インチョン空港の両替所
トラブル内容
初めて海外旅行に行ったときの話です。
当時の私は、飛行機のチケット手配からホテル予約まで、何もかもが初めて。
ちゃんと予約できているか、トラブルに巻き込まれないか、不安だらけでした。
パスポートすら持っておらず、まずは取得するところから旅の準備が始まりました。
きっかけは大学時代の友人の誘いです。彼は韓国からの留学生で、ちょうど帰省中でした。
「韓国に遊びに来ないか」という言葉に背中を押され、初めての海外旅行先を韓国に決めました。
書店で迷わず『地球の歩き方』を購入し、計画づくりを開始。
分厚いガイドブックを隅々まで読み、心躍らせながらソウルの街を思い描きました。
明洞の屋台グルメ、身体が温まるサムゲタン、ホクホクのカムジャタンなど魅力的な情報が満載。
観光は、ソウルの夜景を一望できるNソウルタワーに上ることに決定。
さらに「夜はカジノで大金を稼ぐぞ!」と浮かれ、非日常の体験に期待が膨らむ一方で、肝心な情報収集は後回しになっていました。
インターネット社会とはいえ、現地での通信手段であるポケットWi-Fiだけは忘れませんでした。
『地球の歩き方』にはお馴染みの「イモトのWi-Fi」の広告が大きく掲載されており、これだけは準備必須だと強く認識。
調べた結果、現地(韓国)でレンタルするのが手早く料金もお得と判断し、日本から現地レンタルを予約しました。
仁川空港に到着後、まず予約していたポケットWi-Fiを無事受け取り、次はソウル市内へ向かうA’REX(空港鉄道)へ。
ところが乗り場で重大な事実に気づきます。
――お金がない。
韓国ウォンが手元に一ウォンもなかったのです。
受け取りに夢中で両替を失念していました。
慌てて空港の両替所で、2泊3日に必要な約5万円をそのまま全額両替。
ソウル市内よりレートの悪い空港で大量の日本円を替えてしまったのです。
その後、友人と合流して両替の話をすると、彼は笑いながら「明洞の両替所が一番レート安くていいよ」と一言。
時すでに遅し。
空港の両替所はソウル市内の民間両替所より一般的に約3〜5%レートが悪いことが判明しました。
私の場合、日本円でおよそ2,000円の損。決して小さくない金額でした。
この経験から、「空港で全額両替は避け、空港では少額のみ、本命はソウル市内(明洞)で」という定石を身をもって学びました。
帰国後に『地球の歩き方』を読み返すと、やはり両替は市内がおすすめと明記。
グルメページにばかり付箋を貼っていた自分を反省しつつ、初めての海外旅行ならではの良い思い出であり、確かな教訓にもなりました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
空港で全額両替するのは避け、『空港で少額両替 + ソウル市内(明洞)で本命両替』とするのが定石
