旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イタリア

あなたが旅行に行った年月

2020年1月

あなたが旅行に行った回数

50回

あなたの年齢、性別、職業

30代 女性 会社員

一緒に旅行に行った人の人数

友人と2名

トラブル体験をした場所

ミラノ市街・空港

トラブル内容

20年1月末、イタリアはミラノ空港。乗り換えを終えて到着したのは夜の18時半。
早いとも遅いとも言えない時間に、私はすっかり油断していました。

いつもは東南アジアへの渡航が多い私。
「外貨両替は日本ではしない、空港ももってのほか、ホテルでも高い、市内の銀行で!」がMYルールでした。すっかり東南アジアの感覚でいたため日本では両替せずに余裕で到着しました。

空港到着後、ただならぬ静けさに怖くなった私は「一応念のため」と思い両替所を探し、レートだけ確認することにしました。が、まさかの3つあるすべての両替所が閉鎖。しょうがないので画面に出ている日本円からユーロへの両替レートだけ写真を撮り、翌日忘れずに両替せねばと心に誓い空港を後にしました。思えばここがトラブルの始まりでした。

タクシードライバーの話では、空港は「例年にない静けさ」だとのこと。それもそのはず、感染症の影響で中国からの直行便がなくなった直後だったためです。

さて翌日銀行へと思いきや、翌日朝から予定が入っていたことをすっかり忘れており銀行には立ち寄れず。朝チップも置けなかったことも含め、友人に白状することに。そうなのです、チップ文化もいつもの東南アジアではない文化。ヨーロッパではこれがないと始まらないのでした。すっかり恐縮しながら、大目に持ってきていた友人に感謝しながらいくらかを借り、数日の観光はやり過ごすことにしました。

翌日以降もいわゆる観光地の両替所なら空いているだろうしツアー後の遅い時間でもなんとか大丈夫と高を括っていたのですがついてみてびっくり。銀行の目の前にあるその両替所は、銀行の20%も手数料上乗せ。見るからに観光客向けで、きっと知らずに両替する人のほうが圧倒的多数です。それでも多少は旅慣れた自分のプライドで、目の前の銀行のレートを確認してしまったのが運の尽き。こういう時の計算は早いもので、瞬時にいくら多くもらえるのかがわかってしまってからはもう心は決まっていました。

いよいよ自由に行動できるその日になり、やっとの思いで銀行に行きました。何を思ったか部屋にパスポートを置いてきた私。コピーやIDではだめかと粘ってみましたが、笑顔と愛嬌で何でもオッケーの東南アジアと違い瞬殺で追い払われました。

夕飯の時間よりだいぶ前に出かけ、さぁ二度目の銀行窓口。今度は夕方で市民が多く日中よりも混雑するという不運にも見舞われましたが、なんとか順番がきてユーロを手にすることができました。受け取った金額を見て、驚愕しました。両替レートが書いてある電光掲示板に小さく「手数料除く」と書いてあったのです!目の前の両替屋さんで替えるのだけは絶対に避けてやるという謎のプライドでここまできましたが、ふたを開けてみると手数料込みか別請求かだけの違い。結局数百円程度しか日本円で変わらなかったのです。

何事も経験。ヨーロッパに行く皆様、ユーロは日本で両替するのが一番良いとガイドさんからも口を酸っぱくして言われました。お忘れなく。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

到着時間に合わせて両替所の空いている時間を確認すること