旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

タイ バンコク

あなたが旅行に行った年月

2019年12月~2020年7月(現地での就労です)

あなたが旅行に行った回数

海外在住歴約10年。日本発着の海外旅行は20回程度。タイ以前の主な滞在国と期間は以下の通り。フランス(1年)、アルジェリア(3年)、ベルギー(3か月)、パプアニューギニア(1年)、マレーシア(1年)、ルワンダ(1年)、ベトナム(1年)、インド(3か月)

あなたの年齢、性別、職業

48歳 男、専業主夫

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

バンコク市内及びスワンナプーム空港の両替所(コロナ禍前に日本から持って行った金の両替とコロナ禍後、日本へと帰国する前の金の両替の2回について)

トラブル内容

バンコクは非常に多くの外国人観光客を受けれており、そのために外貨両替のサービス内容が非常によく、タイへは現地駐在で仕事をしに行っていたが、むしろ、トラブルなどにはほとんど合わなかった印象の方が強い。しかし、それでも、かなり特別な事をやろうとすれば、やはりトラブルが待ち受ける可能性が高いし、そこはやはり肝に銘じたい。

まず、コロナ禍以前、およそ2020年2月以前の状況を話したい。日本円からタイバーツへの両替はほとんどの市中の銀行、中心市街にある多くの両替所で換えることが出来、レートも換金する場所で大きな違いはないように思えた。ただ、伊勢丹などがあるプラトゥナム地区には、両替所が集中しており、しかも、日本語が通じる、あるいは日本語でも表記がある両替所もいくつかあり、海外に慣れていない人には大変おススメである。

また、バンコクは東南アジア諸国すべての首都と直行便で結ばれている唯一の都市、とも言われているが、そのせいか、両替できる通貨の種類が非常に多い。特にアジア諸国の通貨は旅行の後に日本に持って帰ると、日本円への再両替が出来ないことも多い。この事情を踏まえ、2018年に滞在していたインドのルピーをタイバーツに両替することを思いついた。

自分の印象では空港の方がレートの方が、ぼられるはず、と思っていて、2020年12月中旬、3日違いで、空港で一回、市中、そのプラトゥナム地区の両替所で一回替えてみた。すると、空港では1000ルピーが230バーツ(Siam Commercial Bank)に、市中では1000ルピーが405バーツとなっており、空港ではかなりぼられたようだ。ただ、日本円や米ドルなどの世界的に強い通貨からの両替については市中と空港でもこのような差が出たという話を聞くことはなかった。やはり、インドルピーが世界的に弱すぎるせいではないかと思う。

一方、バンコク滞在中にコロナ禍に遭い、その関係だと思われる外貨両替に関する不具合を紹介したい。バンコクは2020年3月中からロックダウンに入り、それが、市中の商業活動については、6月を中心に段階的に回復してきたものの、依然として外国人観光客、短期ビジネス客はほとんど受け入れが無かった。徐々に商店が開く中で、この時点では、閉店している両替屋がまだかなりあった。

こうした中で、7月3日に自分が日本へ帰国することになり、2000米ドルと70万円という配分でタイバーツを交換し、持ち帰ろうと思っていた。そこで、7月2日に当時住んでいた比較的日本人が多い地区であるオンヌット駅周辺の銀行や両替所で両替を試みた。すると、Super Richという駅ナカ両替所で、日本円はまったくなく、米ドルは1900ドルが限界かも、と言われた。

そこで、隣接するCentury the Movie Plaza内の両替所に行ったら、こちらは米ドルは全くなく、日本円は両替することが出来た。消沈して、再度Super Richに行ったら、何とか2000米ドル工面出来たという事で、無事両替することが出来た。Super Richには「本社に行って欲しい」というアドバイスすら出て来ていたので、コロナ禍で外国人の来訪が激減し、よほど市中の外貨の準備が良くなかったと思われる。ただ、どちらも換金率に問題は無かったように思う。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

1件目については、再び日本へ戻る際に空港は使用できるはずだったので、レートだけ確認しておき、入国時点ではわざわざインドルピーの交換を空港ですべきではなかったように思う。

2件目については、早々に両替してしまっておくと、ホテルでの盗難などの恐れがあった。コロナ禍で外国人観光客、ビジネス客の双方が来ない状況下では刻一刻と両替所の外貨準備が悪化していく一方だった。とにかく、帰国ぎりぎりまで遊び惚けず、多くの両替所を回る心構えと時間の余裕を持つしかないと思った。最近は観光客の往来が復活した時に、外貨の準備も回復して欲しいと切に願っている。