魅惑と混沌の国!五感を刺激するインド冒険記
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
インド(デリー/アグラ/ジャイプール)
あなたが旅行に行った年月
2019年9月
あなたが旅行に行った回数
海外旅行5回目
あなたの年齢、性別、職業
20代・女性・会社員
一緒に旅行に行った人の人数
2人(友人と)
旅行の目的
文化体験と世界遺産巡り
旅行中にいった観光スポット
タージ・マハル
誰もが知る世界遺産、タージ・マハル。
雑誌やテレビで何度も見ていましたが、実際に目の前にしたその美しさには息をのみました。
白い大理石が太陽の光を浴びて輝き、その完璧な左右対称のフォルムはまさに「ため息が出るほど美しい」という言葉がぴったりです。
内部に入ると、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンとその妃ムムターズ・マハルの墓が安置されており、細部にまで施された象嵌細工の精巧さに感動しました。
インドの喧騒とはかけ離れた、静かで神聖な空間が広がっており、時間が止まったかのような感覚に陥ります。
世界中から観光客が訪れる理由がよく分かりました。
アンベール城
ジャイプールの郊外に位置するアンベール城は、ピンクシティの愛称を持つジャイプールの象徴とも言える存在です。
城までは象のタクシーに乗って登るのが有名ですが、私たちはジープで向かいました。
丘の上にそびえ立つ壮大な城郭は、まるで映画の世界に迷い込んだかのよう。
内部は、鏡の間(シーシュ・マハル)が特に印象的で、小さな鏡が無数に埋め込まれた部屋は、たった一つのキャンドルの光で部屋全体を煌めかせると言われています。当時、電気のなかった時代にこのような技術が使われていたことに驚きを隠せませんでした。
美しい庭園や、象が闊歩する中庭など、見どころ満載で、歴史のロマンを感じることができました。
クトゥブ・ミナール
デリーにあるクトゥブ・ミナールは、世界遺産にも登録されているイスラム様式の高いミナレットです。
レンガ造りの塔は、独特の模様が刻まれており、その高さは圧倒的。
敷地内には、未完のまま残されたアライ・ミナールや、錆びない鉄柱など、興味深い建造物がたくさんあります。
中でも、錆びない鉄柱は、1600年以上も前に作られたにもかかわらず、全く錆びていないという謎多き存在で、古代インドの技術力の高さに驚かされます。
広大な敷地をゆっくりと散策しながら、悠久の歴史に思いを馳せることができました。
チャンドニー・チョーク
デリーの旧市街に広がるチャンドニー・チョークは、まさにインドの喧騒を体現する場所でした。
狭い路地には、スパイス、サリー、宝石、電化製品など、あらゆるものが所狭しと並び、人々の活気と香辛料の匂いが入り混じって、五感を強烈に刺激します。
リクシャーがひっきりなしに行き交い、牛が悠然と道を横断する光景は、まさにカオス。
ここで食べたストリートフードは、衛生面が心配でしたが、好奇心に負けて挑戦!
チャイも現地の屋台でいただきましたが、どれもスパイスが効いていて、忘れられない味でした。
物価も非常に安く、お土産探しにも最適です。
この場所で、インドの「本物」に触れることができたと感じています。
ジャイプール・シティ・パレス
ジャイプールの中心部に位置するシティ・パレスは、マハラジャが実際に暮らしていた宮殿で、現在も一部が博物館として公開されています。
特に印象的だったのは、孔雀の門をはじめとする美しい門の数々。
それぞれ異なる季節をテーマにしており、緻密な装飾と鮮やかな色彩に目を奪われます。
内部には、マハラジャの衣装や武器、調度品などが展示されており、当時の豪華絢爛な暮らしを垣間見ることができます。
また、敷地内には天文台ジャンタル・マンタルも隣接しており、古代インドの天文学の知識の深さに感銘を受けました。
優雅な雰囲気の中で、インドの歴史と文化に触れることができ、とても充実した時間を過ごしました。
旅行にかかった費用
- 航空券(往復):約8万円
- ホテル(8泊):約4万円
- 観光・レジャー代:約2万円
- 食事代:約1.5万円
- お土産代:約1万円
- その他(交通費、雑費など):約0.5万円
- 合計金額:17万円
観光へ行く人へのアドバイス
インドは、刺激的で魅惑的な国です。
文化や歴史、人々の生活など、全てが日本の日常とはかけ離れており、まさに「カルチャーショック」の連続でした。
旅行中は、衛生面や詐欺など、注意すべき点もいくつかありますが、それ以上に得られる感動や体験は計り知れません。
特に、世界遺産の壮大さ、人々の温かさ、そして何よりも現地の食事は、忘れられない思い出となるでしょう。
デリー、アグラ、ジャイプールのゴールデントライアングルは、インドの魅力を凝縮したようなエリアなので、初めてのインド旅行には特におすすめです。
ぜひ、五感をフルに使って、インドのディープな魅力を体験してみてください。
事前の情報収集と、柔軟な気持ちがインド旅行をより一層楽しいものにしてくれるはずです。
