外貨預金のドルを現金で出金しようとしたときのトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
アメリカ、グアム
あなたが旅行に行った年月
2012年11月
あなたが旅行に行った回数
8回目
あなたの年齢、性別、職業
42歳、女、営業事務
一緒に旅行に行った人の人数
12人
トラブル体験をした場所
銀行の窓口
トラブル内容
私の外貨両替トラブルが発生したのは、家族の結婚式でグアムへ行くことになった時のことです。常夏の島での挙式とあって、家族一同、旅行気分も高まっていました。
渡航が決まり、真っ先に考えたのが、現地で使うお金のことです。
当時、為替はかなりの円高で、1ドルが100円を切るか切らないかといった水準でした。
そこで私の頭に浮かんだのが、「塩漬け状態」になっていた外貨預金のドルです。
数年前に少しずつ買い貯めていたものの、使う機会がなく、ただただ銀行口座で眠っているだけのドルが、ようやく日の目を見るチャンスだと思ったのです。
「せっかくドルを持っているのだから、これを旅行に使えば、両替の手間も省けるし、何より塩漬け状態でどうしようもないドルを使えるのはお得に違いない!」
私は早速、メインバンクの窓口へ向かいました。
窓口の担当者の方に事情を話し、「この外貨預金のドルを、現金(ドル札)で引き出したいのですが」と伝えると、担当者からは意外な答えが返ってきました。
「お客様、外貨の現金のお引き出しは可能ですが、お客様の支店にはそこまでの在庫がない可能性がございます。
基本的には、事前にご予約いただき、本部からドルパックという形で取り寄せる必要があります」
なるほど、現金を大量に確保しておくのは大変なことなのでしょう。
そして、取り寄せるのにどのくらいかかるのか尋ねたところ、返ってきたのはさらに衝撃的な一言でした。
「およそ2週間ほど、お時間をいただいております」
「え!?2週間ですか?」
思わず声が上ずってしまいました。
なぜなら、グアムへの出発は、なんと来週に迫っていたからです。
旅行の準備に気を取られ、まさかドルを引き出すのにそんなに時間がかかるとは、全く想像していませんでした。
担当者の方も申し訳なさそうに「現金での外貨両替(円→ドル)であればすぐにご対応できますが…」とおっしゃいます。
しかし、それではわざわざ手持ちのドルを現金化する意味がありません。
結局、私の「円高の時に貯めたドルを使いたい」という計画は、あっけなく頓挫してしまったのです。
出発日が迫っていたため、泣く泣く、その日のレートで普通に円をドルに両替することに。
しかも、銀行窓口での両替は、空港や街中の両替所と比べても手数料が高めです。高い手数料を払って手に入れたドルを握りしめ、私は肩を落としてグアムへ旅立ったのでした。
旅行から帰国後も、使わなかったドルがまた預金口座に貯まり、ますます私の「使わないドル」の在庫が増える結果となりました。
この経験から学んだ教訓は一つです。外貨預金から現金を引き出す際や、まとまった額の外貨両替を依頼する際は、銀行の外貨現金の在庫状況や取り寄せにかかる時間を必ず確認し、お早めに依頼するべきだということです。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
外貨預金からの両替(出金)はもっと早く調べたりなどの行動すべきだった









































