旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イタリア・ローマ

あなたが旅行に行った年月

2025年9月

あなたが旅行に行った回数

5回目

あなたの年齢、性別、職業

30歳、女、無職

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

ローマ市内、テルミニ駅近くの両替所

トラブル内容

初めての海外一人旅でローマに到着し、まずは現金を確保する必要がありました。
駅を出てすぐの、明るく綺麗な両替所を見つけ、「ここなら大丈夫だろう」と安心して入店。

お店の窓口の上には電光掲示板があり、外貨両替は良い価格帯の数字が書いてありましたが、とにかく、ここで替えられるんだなという認識しかなく
それがレートなのか手数料が引かれているのか、私にはさっぱりわかりませんでした。

私は日本円3万円を窓口の男性に差し出し、片言の英語でユーロに変えるよう頼みました。
男性は私の現金を受け取ると、特に何も説明せず電卓を操作した後、「135EURO」と伝えてきました。
私の中の漠然とした感覚では、3万円なら180ユーロくらいになるはず、と思っていましたが
示されたのは予想よりも遥かに少ない金額でした。

「え、なんでこんなに少ないんだろう?」と思いつつも、すぐに「あ、これって手数料が引かれているからこんな低いんだな。
海外の両替って、手数料が高いって聞くし、まあこれくらいなのかも」と、自分なりに納得しようとしてしまいました。

そのモタモタしている様子から店員さんも不機嫌になり、さっさとしろと言わんばかりの高圧的な態度だったので、言葉の通じない不安もあり、これ以上揉めて時間を浪費したくもなかったので、私は「手数料が高いのは仕方ない」と諦める気持ちで、提示された135ユーロを受け取り、窓口を離れました。

しかし、両替を終えてからホテルに向かう途中、どう考えても減りすぎているという違和感が拭えませんでした。
せっかく節約して貯めた旅行資金なのに、最初の段階で大きく目減りさせてしまったという事実に、大きな後悔と不安が押し寄せてきたのです。

後でホテルのフロントに相談したところ、当時の適正レートから考えると、法外な手数料として奪われていたことがわかりました。
あの時、勇気を出して両替をキャンセルするか、少なくとも他の店と比較するべきだったと、強く後悔しました。
「手数料が高い」という認識を逆手にとられた、知識のない旅行者を狙った悪質な手口だったと気づき、非常に悔しく、不快なトラブルとして覚えています。

今回の最大の失敗は、両替の知識がゼロだったことです。
両替所のレートには手数料が組み込まれている場合と、後から別で引かれる場合があることなど、基本的な知識を事前に調べておくべきでした。

また、言葉が通じない状況では、個人経営の小さな両替所は絶対に避けるべきでした。
不安なときは、レートは多少悪くても空港内の大手銀行やホテルなど、信頼性と透明性が高い場所を利用した方が良かったですし
両替する前に最終的な受取額を紙に書いてもらうよう、言葉が通じなくてもアクションを起こす勇気を持つべきでした。

旅行中は基本的にイタリアの人達には親切にして貰ったことが多く、人種差別に遭うこともなかったのですが、それだけが心残りでした。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

国内ですでに両替を済ませておくべきだった。