旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

マレーシア、クアラルンプール

あなたが旅行に行った年月

2016年8月

あなたが旅行に行った回数

10回以上

あなたの年齢、性別、職業

43歳、女、事務職

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

チャイナタウンの両替所前

トラブル内容

海外旅行はもっぱらツアーという友人と、マレーシアに訪れた時の話です。
夜8時ごろマレーシアに到着し、迷いながらも空港で少額両替をしました。
空港のレートが悪いのは万国共通だから、翌日分まででいいかなとちょっとだけにしました。
次の日は、チャイナタウンを訪れました。
チャイナタウンは思った以上に物価が高くて、欲しいものが買えません。
とりあえず、友人と近辺の外貨両替所を周り、レートチェックをしていきました。
屋台とか土産物屋とかものぞきながら回っていたので、多分2時間くらい歩いていたと思います。
疲れたのでどこかカフェでも入ろうかと話していた時、背の高い中華系の男に話しかけられました。
なまりの強い英語で、「日本円でも、米ドルでも一番良いレートで両替してやるから、自分について来い」
と言われました。
フランクな話し方で威圧感はあまりない感じでしたが、お金が絡む話は危険だと思い、首だけふって無視をしました。
男はしばらく付いてきましたが、私と友人が下を向いて無言なので、いつの間にかいなくなりました。
二人ともなんだか怖くなって、とりあえず一旦チャイナタウンを出ようと、パサールスニ駅の方へ行くことにしました。
きっとその時、電車に乗ってチャイナタウンを離れてしまえば良かったんだと思います。
私は記憶にないのですが、友人がどうしてもチャイナタウンで買いたい物があったらしいのです。
マレーシア滞在も3泊4日とあまり時間がなく、別日に行こう、なんて考えは浮かびませんでした。
パサールスニ駅の近くのカフェで休憩しているときも、外貨ボードの写メを見比べて、どこの両替所にする?って相談してました。
本当にのんきだったんですよね。
チャイナタウンへ再び向かい、目的の両替所に着き、友人は日本円、私は米ドルからリンギットへの両替です。
二人とも無事お金を受け取り、いざ目的のショップへ向かおうとした時、あの事件がおきました。
男が近づいてきて、ショルダーバッグを使っていた友人の肩ひもを引っ張ったのです。
引っ張るだけでなく、カッターのようなものを手に持っていました。
私はとっさに友人のバッグ部分を両手でつかみました。
切った肩ひもを犯人が引っ張りバッグを奪おうとしましたが、未遂に終わりました。
バランスを崩した友人がそちらへ倒れこみ、よけた犯人がひもを手放し逃げたからです。
私は震える手で友人のバッグを抱いていたんだと思います。
転んだせいで、友人は露出していた腕が擦り傷だらけになり、小指が腫れあがった状態で帰国する羽目になりました。
幸いにも犯人の刃物が体を傷つけることはなく、薬局で塗り薬を購入したくらいですみました。
でも怖くて怖くて、そのあとは目的の買い物もせず、タクシーでホテルに戻って一日中部屋にいた気がします。
話にはよく聞いていたトラブルですが、まさか自分の身に起こるなんて。
衝撃的過ぎて、翌日どこに行ったのかとか、土産は何を買ったのかなんて全く記憶に残っていません。
写真すらないので、楽しめなかったんだなと、残念に思ってます

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

ショルダーバッグを持たせず、ウエストポーチを使うよう進言すべきだった。