中国浙江省杭州市,ホテルフロント,両替トラブル

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国、杭州市

あなたが旅行に行った年月

2017年2月

あなたの年齢、性別、職業

52才、男、技術屋

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

滞在先のホテルのフロント

トラブルの内容

私は仕事の関係で今年4月に中国浙江省杭州市に一人単独で行きました。その時に日本円から人民元へ外貨両替しましたが、その際に2度トラブルになりました。

私は海外出張には年に数回以上は出かけているそこそこ常連であります。外貨両替に関しては、日本国内での両替手数料が割高なため、いつも海外での両替、安全優先の場合には滞在先ホテルでの両替を特に心がけています。今回のトラブルになった2回とも滞在先である4つ星ホテルのフロントでの両替においてであります。

外貨両替といっても、結局人と人のやりとり、両国の現金の交換なのですから、トラブルの原因が相手方の事情によることが多いはずですし、この2度ともフロント側に問題がありました。1度目ですが、フロントには両替対応のすました感じの嬢がいました。両替をしてもらったのですが、最初、彼女からは両替後の小銭が全く支払われませんでした。つまり、1万円を両替し計算上558.50元の両替をすべきシチュエーションでしたし、なおかつレシートもその数字が記載されていました。それにも関わらず、実際に彼女からは550元しか支払ってくれませんでした。すなわち、彼女には8.5元がポケットマネーとして手に入るわけです。

セコイかもしれませんが、これは1日の両替分だけ積もったとしても数千円以上は儲かることになるはずです。咄嗟にそう感じた私は、レシート(両替計算書)と、もらった紙幣の両方を指さしてクレーム。彼女はしぶしぶ残金8.5元を返却してきました。この中国に限らず、両替の際はあらかじめ通貨レートからどれくらいになるかを想定しておく、金を受け取ったら、レシートとその場で照合する、この2点が重要だと感じました。

2度目ですが、別の日、フロントには少しあどけなく頼りなさそうな嬢が立っていました。案の定、彼女からミスが飛び出したのです。私の方から彼女には日本円12,000円の両替を頼みましたが、本来ならば人民元660元くらいに両替されるところが、1650元に化けていました。受け取ったタイミングでは私はお金をしっかり数えなかったせいでそのまま部屋に戻ってしまいました。小一時間ほどしてフロントの別担当から電話がかかってきたので、急いでフロントに行くと、嬢は涙を流して平謝り。そう、彼女は1,000円札を10,000円札と間違えて、12,000円ではなく30,000円相当で両替してしまったのです。このときも、私の方が両替金額の想定をしておいてなおかつレシート(両替計算書)を照合していれば、その場で気づくトラブルであったことには間違いありません。ただ、今回はフロントには私の部屋番号など足の着く情報を連絡していたのでフロント側は私を電話呼び出しすることができましたが、もし私が足の着く情報を与えていなければ、良心を犠牲にすれば私の大儲けになったことは間違いありません。