これは貿易、サービス、所得、経常移転収支からなり、それぞれ 貿易収支はモノの輸出入金額の差 サービス収支はモノ以外の運輸や観光サービスの収益金額の差 所得収支は海外で邦人や邦人企業が得た資本取引、つまり投資収益 経常移転収支は国が政府開発援助で無償投資した金額の差 であります。毎年日本国財務省より発表されています。
さて、この経常収支つまり外国との間のお金のやりとりでなぜ外国為替相場である自国通貨と相手国通貨の価値に影響があるかといいますと、仕組みは単純です。例えば、輸出で日本の製品が外国に売れるとします。そうすると外国は自分の通貨を売って日本円を買い、それで日本製品を購入することになります。または日本企業が現地で製品を販売し、手に入れた外貨を日本で使用するためにその外貨を売って円を買い、それぞれ支払や利益として保有します。
上述した状態がその反対である輸入の差額より多い場合、つまり輸入金額よりも輸出金額が上回っている状態では経常収支が日本にとって黒字になります。
ここで出てきたキーワードは売りと買いです。
外貨を売って日本円を買う→外貨の価値が下がり日本円の価値が上がる。
この作業が多くなるということですので、理論上は経常収支黒字国の通貨は高くなるという結論になります。